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[過去の放送]

2005年5月27日

ベンジャミン・フランクリンのお話

「砂糖は脳の即効性のエネルギー源!」ということで
月に一回程度、頭脳明晰な偉人のお話をしています。

今日は、ベンジャミン・フランクリンのお話です。

今開催中の愛知万博のアメリカ館のテーマは「フランクリン精神」。
来年、生誕300年を迎える彼は、益々注目を集める事と思います。
そこで、フランクリンの生い立ちと功績について振り返ってみましょう。

まず、どんな顔の人か・・・。
フランクリンは、アメリカの紙幣、100ドル札に肖像が描かれているあの方です。
発明家であり、企業家であり、アメリカ建国の父の一人であり、
そして、何より、貧しい家の出身者で大富豪になった
「アメリカンドリーム」の体現者として、あまりにも有名です。

彼が生まれたのは、1706年、アメリカマサチューセッツ州ボストンでした。
子沢山のおうちで、彼には10人以上兄弟がいました。
彼は、10歳で学校教育を終えているんです。
今の日本で言えば、小学校5年生で学校教育を終了しているんですね。
でも、彼はその後も、本を読んだり独学で勉強する事になるのですが、
そのきっかけとなったのが彼の兄なんだそうです。
フランクリンは、兄の出版社で働く事になり、
次第に記者や編集者として頭角を現してゆくことになります。
けれども、1723年、兄と袂を分かち、印刷業を始め、新聞などの発行で
大成功を収め、富豪になってゆくんですね。
彼は、この潤沢な資金を、科学や研究のために使いました。
彼の実験でもっとも有名なのは、やっぱり凧を使って、
雷が電気である事を証明した事です。

1752年、雷の中で糸にライデン瓶をあげ、わざと落雷させるという実験を行った。
このライデン瓶が帯電していたことから、雷が電気であることを証明したんです。
また、雷の電気はプラスとマイナスの両方の極性があることも確認。
この研究結果によってフランクリンはロンドン王立協会の会員となりました。
この逸話は有名になりましたが、とても危険な実験で、
同じような実験をしようとして命を落とした方いらっしゃるんですね。

それから、このほかの彼の発明では避雷針や、
フランクリンストーブとして知られる燃焼効率の良いストーブ、
それに、な、なんと、遠近両用眼鏡も彼の発明なんですよ。
フランクリンは、これらの発明に関する特許は取得せず、社会に還元しました。

それから、彼は、サマータイムも考案したんですが、この時代には採用されませんでした。
ちょっと時代が早過ぎましたか・・・。

それから、面白いことに、フランクリンは、冷たいベッド愛好家だったようですね。
ベッドを3つ並べて、ごろごろ転がりながら寝たそうな。
スイートハートボックスのディレクターが
「僕は体温が高くて暑がりだから、この気持ちが良く分かる」
と言っていました(笑)


  
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