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放送中のプログラム キリンビバレッジ presents 47のチカラ~私の別格~ 12:00~12:25

[過去の放送]

2005年4月22日

イチゴのお話

イチゴは、意外な事に、バラ科の植物なんです。
そう、トゲのあるバラの仲間です。
同じバラ科の果物にはリンゴ、桃、梅、ナシなどがあります。
でも、リンゴなどと違うのは、大きな樹木ではなく、
野菜のような小型の草本であることですね。

いちごが人に食べられるようになったのは、なんと、石器時代から!
石器時代、野生のいちごをとって食べていたんだけど、
このころは、いちごの実だけではなくて、
葉っぱや茎、根なども薬として利用していたんです。

それから、フランスやベルギーなどで、野生のいちごを持って帰って
畑で栽培されていたという話もあるのですが、
いちごが本格的に作物として栽培され始めたのは、約200年前から。

北アメリカと南アメリカからの2種類の野生いちごが
ヨーロッパに運ばれて、2つのいちごがかけあわされて、
現在のようなおいしいいちごが誕生したんですね。

日本には、江戸時代後期の文政年間(1818~1829年)に
オランダから渡来したそうです。
ただし、それまで日本にあったイチゴに比べ、
このオランダイチゴあまりにも大きかったので、
「毒イチゴに違いない」と、最初は誰も口にしなかったという事です。

ところで、皆さんはイチゴの実がどれか、分かりますか?
私たちが、いつも食べている赤くて美味しい部分は
実はイチゴ果実ではありません。
本当のイチゴの実は、表面に着いているツブツブの種の様なものなんです。

さて、それでは、美味しいイチゴジャムの作り方を紹介しましょう。

●材料
 イチゴ    250グラム
 砂糖     100グラム
 レモン汁   四分の一個分
 ブランデー  5グラム(色づけのため)

●作り方
(1)イチゴをボールにいれ砂糖をまぶす
(2)2時間寝かせる
(3)イチゴから水分を取り除く
(4)ホウロウ鍋に入れて強火で煮る。沸騰したら弱火に
(5)汁がトロトロしてきたら、ブランデーを加えて出来上がり

ぜひ、作ってみて下さいね!



  
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