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2005年4月8日

ロボットのお話

「砂糖は脳の即効性のエネルギー源!」ということで
月に一回程度、頭脳明晰な偉人のお話をしています。

今日は、愛知万博でも脚光を浴びているロボットのお話です。

 ロボットといえば、思い出す人、
それは、ずばりSF作家のアイザック・アシモフ(1920年-1992年)です。

 彼が考案した、「ロボット3原則」はとても有名です。
ロボット三原則とは
第一条/ロボットは人間に危害を加えてはならない。
     また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条/ロボットは人間に与えられた命令に服従しなくてはならない。
     但し、与えられた命令が、第一条に反する場合は、この限りではない。
第三条/ロボットは、前掲第一条及び、第二条に反するおそれのない限り、
     自己を守らねばならない。
このロボット3原則は、あのウイル・スミスが主演した「アイロボット」でも踏襲されていました。

 しかし、ロボットという言葉を作ったのは、アシモフではありません。
ロボットの語源は、1920年にチェコスロバキアの作家「カレル・チャペック」が
機械文明の発達と乱用に対する批判をテーマにした戯曲「ロッサムの万能ロボット」の中で用いた造語です。

 さて、日本ではロボットは、人間の友達という概念がありますが
これは手塚治虫の「鉄腕アトム」の影響が大きいと思われます。
欧米では、このような感覚は、ないらしいです。

 手塚少年は、小さい頃から、漫画を読んだり書いたりしていましたが
そのほかに手塚家には、その頃にしては珍しい「映写機」がありました。

 その映写機で繰り返し繰り返し、何度も観た映画はディズニーの「ミッキーの汽車旅行」だったとか。そして、彼は、売れっ子漫画家になった後も、大きな夢を見続け、「いつかディズニー映画のようなすばらしい動画の作品を作りたい」と思っていたのです。彼はディズニー映画が上映されるとなると、朝から晩まで何日間の見続け90回以上見たとのこと。
それで、動物や人物の動きだけではなく、観客がどこで、どのくらい笑ったかもつぶさに観察。そんなたゆまぬ努力、鋭い観察眼により、次々にヒットを生み出す大漫画家になったのですね。

  
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