モルダウ川(現地な名: ヴルタヴァ川)
有名な「モルダウ」は、チェコの作曲家スメタナが、【我が祖国】という6つの曲からなる組曲として作られました。その2曲目が、「モルダウ」です。
現地ではヴルタヴァ川と呼ばれているモルダウ川は、最終的にはドイツ国内エルベ川と一緒になって北海へと流れていく事になります。
「モルダウ」は、その川の上流から中流にかけての風景がイメージです。チェコの首都プラハ市街地まで流れがどり着くと川幅が500mぐらいにまで広がっているそうです。
今回は、そのモルダウの前の曲、【我が祖国】という組曲の1曲目「ヴィシェフラト(高い城)」、つまりモルダウ川の上流の景色がイメージできる曲から2曲続けて川下りをお楽しみください。
高い城は、切り立った崖の上にそびえ立ち、その下、奥底には、モルダウ川の上流、源流がチョロチョロと流れているイメージでしょうか?勝手な想像でごめんなさい。皆さんも川に限らず自然の風景を思い浮かべながら、お聴きいただければと思います。
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スメタナ:連作交響詩「わが祖国」から
第1曲 ヴィシェフラト(高い城)
第2曲 モルダウ
演奏:ロイヤル・リヴァプール・フィル
指揮:リボル・ペシェク