北海道博物館で4月5日まで開催されている企画テーマ展「北海道神宮」
神社が好きなのでちょこちょこ参拝に行くのですが
北海道神宮の歴史などについて深く知ることがなかったので
この企画展が始まったときに見に行きたい!と思っていました。
今回の展示は3つのテーマに分かれています。
第1章 札幌神社の成り立ち
第2章 宮司 白野夏雲
第3章 境内のまつりの移り変わり
見るからに歴史を感じる資料がたくさん展示されていて
これだけの量を保管していることにまず驚き。
そして第2章に登場する白野夏雲さんが実はとてもすごい人で
生まれは山梨、静岡藩士として十勝地方を調査、次いで開拓使に勤め、その後、内務省、鹿児島県庁を経て、北海道庁へ。
のちに札幌神社宮司になったそうなんです。
地誌や物産、地質学や古代史のほかアイヌ語やアイヌ文化に関するさまざまな調査報告や著作を残されていて、
この方がいたからこそ今の歴史に続いており、このようなたくさんの資料が残されているということなんです。
身近な存在の北海道神宮について改めて学べるとても良い展示でしたよ!