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第326回放送番組審議会第326回放送番組審議会

Up Date 2016.3.8

開催日時

2016年(平成28年)2月25日(木)午後2~3時

開催場所

エフエム北海道 会議室

委員の出席

[委員の総数 5名]
[出席委員の総数 4名]
[出席委員氏名(順不同)]
 前 川 公美夫   委員長

 赤 木 国 香   委員
 三 浦 晶 代   委員
 服 部 亮 太   委員

[放送局側の出席者]

 宇佐美  暢 子  代表取締役社長

 山  崎  均   営業編成局次長
 千  葉 ひろみ  営業編成局編成部長
 植  松 美由紀    番組審議室事務局長

議題

 * 会社の現況報告
 * 営業報告
 * 編成制作報告
 * 合 評
   番  組  「SCHOOL OF LOCK」

   放送時間  毎週月~木曜日 22:00~23:55

   出  演  とーやま校長、あしざわ教頭、他

   番組概要  

   この番組は、2005年10月にスタートした、全国38局ネットの生放送番組です。

   ロックのスペルは、鍵を意味するLOCK。

   毎晩、1人でも多くのリスナーが、自分の中に眠る“心の鍵”の存在に気づいてほしいと、ラジオの中にできた“未来のカギを握る学校”としてお送りしており、全国の10代リスナーの支持を得ています。

議事内容

[合評概要]

委員からは

・10代向けの番組ということでもっと過激な番組かと思ったが、しっかりした番組だった。

 電話が繋がって出てくる学生も、素朴な感じの素直な子が多いのが印象的だった。

 パーソナリティの校長と教頭の声の区別がつかなかった。また、校長が早口で聞き取れないところもあり気になった。

 

・代々、出演者が変わっても、番組全体を貫く雰囲気はスタートの頃から変わらず、FMの若者向け参加型番組としては、独特のフォーマットを作り上げた偉大な番組だと改めて思った。

 この番組の特徴はWEBサイトの掲示板だと思う。

 それによって参加型番組の敷居を下げているところがすごいと感じる。

 この位の大きな規模の番組でないとなかなかできないと思うが、放送した内容をほとんどWEBサイトに上げていて、どこからでも番組に参加できる仕組みとしてとても機能していると思う。

 ただ反面、今はインターネット全盛で、色々な若者向けサイトがライバルになっていると思うので、時代の雰囲気とともにこの形態が

 どうなっていくのか聞き続けたいと思った。

 

・番組内で、電話に出てくる子が素直で素朴で、今の10代はこんなに感じやすく素直なのだとちょっとびっくりしながら、また、感心しながら聞いた。

 校長と教頭の掛け合いがいやな感じがしないところが若者に受けているのかなと思った。

 音楽の紹介の仕方も楽しくて、「これ聞いたら元気がでるな」とか、「夢をもう一度持たなきゃな」とかストレートにど真ん中のことを言っているが全然いやな感じがせず、とても素直な気持ちで聞くことができた。

 できれば、18歳選挙権のことなど少し硬めの話もあったほうが良いのではないかと思った。

 

・以前合評になった時に、校長や教頭が、「おまえ」とか「こいつら」と言っているのを聞いているのが耐えがたかったが、今回久しぶりに聞いてみると、嫌悪感は前回ほどではなかった。

 そんな中で、翌週出演する「カナブーン」について、校長が、「彼らは自分よりも年下なんだけれども、おれと教頭のことを‘あいつ’と呼ぶ。」そして教頭が、「カナブーンからあいつら呼ばわりされている、それが面白くない」という発言をしていた。

 それを聞いて、自分たちもやっていることだろうと思いながらも、彼らが、面白がってやっていることに目くじらを立てる程のことはないだろうと思って聞いていた。

 


など、活発な意見が交わされた。