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[過去の放送]

2007年12月7日

ジョルジオ・アルマーニのお話

「お砂糖は脳のエネルギー源」ということで、
この番組では毎月一回、頭脳明晰で、広く世の中に名の知られた
人物にスポットをあてています。

今日は、先月東京銀座に「アルマーニ銀座タワー」をオープンさせた
アルマーニの創業者“ジョルジオ・アルマーニ”をピックアップします。

先月7日に行われた「アルマーニ銀座タワー」の開店記念パーティーでは
かつて、こんなにも大掛かりで、派手なパーティーがあっただろうか?!
とささやかれたそうです。

会場は日本武道館。
招待客1000人が、高級クラブ風のソファに着席し、
ファッションショーあり、ライブありで、ディナーも振舞われました。
まさに、アルマーニの社運をかけた意気込みが感じられるパーティーとなったのです。

開店にあわせ来日したジョルジオ・アルマーニは、ここ数年のうちに
「アルマーニホテル」も東京に建てると語り、
秋なのに、半そでとミニスカートの日本の若い女性は、
イタリアに輸出したいほど、と賞賛を送りました。

スーツの王者、ファッション界の帝王、キングオブミラノ・・・。
数々の形容で称えられるジョルジオ・アルマーニ。
そんな彼も若い頃から成功を勝ち取ったわけではなく、
意外なことに遅咲きだったんですね。

ジョルジオは、ミラノから少し離れた地方都市に生まれ、大学の医学部に進学。
2年生の時に、兵役につき、復学するものの
「自分は医者にむいていない」と、退学してしまいます。

その後、ミラノ市内にある百貨店で紳士服のバイヤーの仕事を見つけ、
そこで生地の知識・洋服の生産の仕組みを学びます。
そして、紳士服のセールスマンを経て、デザイナーに転身するのですが、
それは「彗星のごとく現る!」なんていうのとは全然違っていました。

その彼にツキがめぐってきたのは、39歳の時。
23歳のセルジオ・ガレオッティが「自分のブランドを発表することこそ、
本当の自己表現」と彼に言ったのがきっかけでした。

2人で力を合わせて、紳士服専門の高級ブティックを開いたんです。
フランコ・ネロ、ミケランジェロ・アントニオーニなど、
映画界の大物がお得意さまになってくれました。

初コレクションでは、柔らかい素材で身体になじんだジャケットを登場させ、
あっという間に世界の注目を集めることになりました。
このコレクションの成功により、「キング・オブ・ブレザー」の異名で称えられ、
ここから彼の快進撃が始まったのです。

ところで、ジョルジオ・アルマーニは、ブティックという言葉が嫌いなんだそうです。
専門店とか、限られた空間とか、自由と対立する響きがあるからだそうです。
彼のお店にレストランを併設させるという案も、
ジョルジオ自身によるアイディアなんですよ。

そういえば、地下2階、地上11階店の銀座タワーにも、レストランがありますし
その他にはインテリアや小物、そして、スパまで揃っているんですよね。
規制の概念を超えて自由であること。
この精神は、70歳を過ぎた今も、彼の中で躍動し続けています。

そんな彼の「自由なおしゃれ」に、強い影響を与えたのは、彼の母親なのだそうです。
彼のお母さんは、大変きれいな人でしたが、特に服装に関心を持った様子はなく
けれども、いつも年齢にふさわしい装いをしていました。
その単純さが彼に影響を与えたといいます。

さて、余談ですが、今年は例年よりもマフラーや手袋が売れているんですって。
首周りが冷えると風邪をひきやすくなるので、
男性の方もマフラーを買って行かれるそうで
通常の半分程度、60~90cmのものが好評です。
さほど巻き方に拘らなくて良いし、着けはずししやすい点が受けているようですよ。
その他、肘までの長い革の手袋や、変わったデザインのフードつきの
マフラーなどが今年のトレンドだそうです。
防寒小物も、とっても個性的になってきて、益々おしゃれが楽しくなってきましたね!

大切な人へのクリスマスプレゼントは、素敵なマフラーや、
手袋なんていうのもあたたかくて喜ばれそうです。

それじゃあ、また来週!


  
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