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2005年11月25日

ミルフィーユのお話

今日はミルフィーユのお話です。

繊細なお菓子ミルフィーユは、実は失敗から生まれたお菓子なんです。
フランスのある菓子職人が、作っているケーキにバターを入れ忘れてしまい
急遽、こねた小麦粉の間にバターをはさんで折りたたんで焼き上げたところ
たくさんの層のパイが出来上がりました。

そのパイに、たっぷりとカスタードクリームを挟んで生まれてのが「ミルフィーユ」です。

なので、当然ミルフィーユはフランス語なんですが、
ミルは千、フイユは葉の意味。
つまり、ミルフィーユは、「千枚の葉っぱ」ということですね。

確かに、葉が幾重にも重なったようにみえますもんね。
では、一体ミルフィーユは何層になっているのか?

生地を折りたたむ工程を繰り返し、一般的に729層、
もしくは、2,187層になっているそう。
本当に、たくさんの層になっているんですね。

見た目の繊細さと独特の焼き上がりからフランスでは、偉大なる古典とまでいわれています。
ただ、当初は、カスタードクリームえはなくジャムを挟んでいたようですね。

さて、今では、ミルフィーユといってもたくさんの種類が登場していますが、
おしゃれな名前のミルフィーユ仲間、2つばかり紹介しましょうか。

まずは、ミルフィーユ・ブラン。
これは、ミルフィーユの真ん中の生地だけ、スポンジになっているものです。
ぱりぱりの食感とやわらかい口当たり、両方を楽しめるんですよ。

ではもう一つ、ミルフィーユ・オー・フレーズ。
別名ナポレオンパイ、イチゴのミルフィーユです。
カスタードだけでなくイチゴも挟んで、冷やして召し上がってください。

因みに、本場フランスでミルフィーユを注文するときには
「ミルフイユ」と発音してください。
「ミルフィーユ」だと「千人の娘」という意味になり、
千人のとりどりのお嬢さんが、テーブルに並べられます。
ってな訳はないですが・・・。

ではでは、最後に、おまけのお話。

三時の「おやつ」のおやつという言葉は、どこからやってきたのか・・・?
この「やつ」は、江戸時代の午後2時から4時までをさす言葉「八つ(やつ)」
江戸時代中期頃までは、一日二食だったため
「八つ刻(やつどき)に小昼(こびる)といって間食をしたことから、
この時間を意味するようになり、
やがて他の時間でも、間食は「おやつ」と呼ばれるようになったそうな。
めでたし、めでたし。

おしまい。


  
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