最終回いかがだったでしょうか？
この10ヶ月間、札幌から苫小牧へ通っていたわけですが
いろいろな発見がありました。
思い付くところで・・
宇宙船ミールの本物がある！
苫小牧のシンボル「王子の煙突」
歴史ある老舗のお店の数々
サミット袋
バスの乗車降車での挨拶
王子イーグルス（優勝おめでとう！）
海からの苫小牧の景色
樽前ガロー　などなど。

そして、私たちの取材を快く受けていただいた方々。
苫小牧の人たちは、本当にやさしく温かかったです。
それが一番の発見でした。

この10ヶ月間、ありがとうございました。

苫小牧ファンの一人
・・T氏の小部屋でした。

3月21日の放送いかがでしたか？
トマスターズでご紹介した銭湯「松の湯」
銭湯好きな方はオッと思ったかも知れません。
そうです！下町の銭湯を舞台にした
70年代の傑作テレビドラマ「時間ですよ」
ここに登場する銭湯の名前こそが
「松の湯」なんです。
主演は森光子、そこに絡んでくる堺正章や悠木千帆（後の樹木希林）の
ドタバタコメディ。
更にここから女性アイドルの元祖ともいえる天地真理が、浅田美代子が
ブレイクするなど社会現象まで起こしました。

私が幼少の頃は必ずシャンプーハットと鉄人28号のシャンプーを持って
銭湯へ行ったものでした。
脱衣所にある大きな竹かご。
秤のような体重計。
ケロリンの黄色い洗面器。
懐かしいです。
そして何より楽しみだったのが風呂上りの「フルーツ牛乳」
どれも今では殆ど見かけませんね。

とくに「フルーツ牛乳」・・・飲みたい！
あの味はまだ記憶の底に残っています。

来月話題の映画「テルマエ・ロマエ」が公開されます。
なんと舞台は銭湯！主演は阿部寛。
この映画が大ヒットすればきっと銭湯ブームが沸き起こり
「フルーツ牛乳」も復刻するでしょう。
楽しみです。

・・T氏の小部屋でした。

3月14日の放送いかがでしたか？
苫小牧の中心街を代表する「志方写真工芸社」
創業から今年で140年！明治初期からですから
カメラの歴史と共に歩んできたわけです。
凄いです。
凄いと言えばカメラ技術の発展ほど凄いものは
ありません。
「乾板」といわれるガラスの板を使っていた
創世記のカメラ。
割れてしまうという欠点から
セルロイドの柔らかさを使った
「フィルム」が誕生します。
（これがキッカケで映画も誕生）
その後、白黒から1930年代にはカラーとなりました。
しかし、フィルムではスグに撮ったものを見ることが出来ない！
そこで撮ったその場で見ることが出来る
ポラロイド社が開発したインスタントカメラが大ヒット。
当時、写し終わってベロのようにポジネガシートが出てきて
それをよく振ったものでした。
（実際振らなくても綺麗に写るそうです）
その後90年代半ばになるとデジタルカメラが主流を占め
画素数のクオリティに拍車がかかり、
ついにはプロ用カメラにも追いつく勢いになりました。
2002年にはフィルムカメラとデジタルカメラの出荷台数が逆転。
しかし、デジタルカメラの勢いも携帯電話にカメラ機能が付いた
ことでその後下降し、誰もが携帯で写真を撮るようになりました。
考え方では1人に1台はカメラを持っていることになります。
普及率は・・・凄いことです。
今こそカメラが私たちの生活に密着している時代はないでしょう。

・・T氏の小部屋でした。