青森のお土産に｢青森さんのやさしいスープ｣というのをもらいました。
青森産ホタテとしいたけ、ネギをフリーズドライ製法で作ったスープで
カップに入れお湯を注いで3分待つと出来上がるインスタントスープです。
合成保存料、人工着色料などはつかっていません。
そのおいしさと、まんまるとしたホタテが2個も入っているのに
感激しました。
コショウ味の洋風とみそ味の和風の2種類の味付けがあります。
ホタテが丸ごと2個というのは高級感がありますね。
「青森さんのやさしいスープ」を製造しているはとや製菓は、
お菓子作りだけでなく、フリーズドライ製法にも力を入れています。
青森リンゴの芯を抜いて1センチの厚さにカットしてフリーズドライ
にした｢ソフトリンゴ｣は赤ちゃんの離乳食としても人気があります。
元々青森では寒い季節に餅をつくって、自然の力で凍らせ雪解けの
頃まで寒風にさらして干した「干しもち」を作ってきました。
保存食や農作業のおやつとして食べられてきましたが、バター味など
現代人にも合う味付けのフリーズドライ製法の「干しもち」という
製品もあるそうですよ。
北海道の６次産業のヒントになりそうなものがいろいろありそうですね。


スローな休日（１１７）

江別市「手打ちそばのまめひな」

レンガ造りの元自宅を改装したお店。
農家の６代目の長谷川みゆきさんやよいさんの双子姉妹が
２０１０年にオープンしました。
実家の畑に「キタワセソバ」という品種を作付し、石臼引きを
しています。そば粉８割繋ぎ２割の「二八そば」。
天ぷらや薬味の野菜も自家栽培しています。

札幌市内で人気のユニークなおやつを紹介しましょう。
まずは、テレビ塔の地下1階で作られている｢テレビ父さん焼き｣。
さっぽろテレビ塔の非公式キャラクター「テレビ父さん」が
モチーフのオリジナルたいやきで、見ても食べてもほっこりします。

白石区菊水の「おやきの平中」には、かわったおやきが
いろいろあります。
例えば「ハンバーグ」は、甘じょっぱい自家製ソースをからめた
食事系おやき。クリームチーズを入れた「マヨチーズ」は、
さめてもなめらかな舌触りです。
円山公園近くの手焼きせんべいの店「サムライせんべえ」は、
「おぼろづき」「ゆめぴりか」など北海道米100％にこだわっています。
味付けも「トリュフバター」や「バルサミコしょうゆ」など様々。
南区澄川の「ふくらや」の中華まんは、遠くからもお客さんが
訪れるほど。
肉まんの他、大根のシャキッとした食感とほのかな辛み、香ばしい
干しエビがマッチした「大根まん」が人気です。
「やきいも工藤」は焼き芋の他、スイートポテトなどのさつまいもの
おやつがズラリと並んでいます。
食欲の秋、ちょっとユニークな札幌のおやつでお腹と心を満たしてみては？


スローな休日（１１６）
石狩市　「JAいしかり　とれのさと」
石狩の農家が作った旬のとれたて野菜の他、地元産のお漬物やお菓子、
お肉なども扱っています。「とれのさと」で大人気なのが「ベジソフト」。
石狩産の野菜や果物を材料にしているソフトクリームです。
夏に飛ぶように売れたのがイチゴ味。
この秋には紅イモ味のソフトも登場する予定だそうです。

芸術の秋にふさわしいコンサートを紹介しましょう。
札幌のモエレ沼公園　ガラスのピラミッドで９月２６日（土）
午後４時３０～開かれる「小泉浩フルートコンサート」。
イサム・ノグチ生誕１１１年・モエレ沼公園グランドオープン１０周年を
記念して開催されます。
第１部は、小泉浩さんのフルート・柴田千賀子さんのピアノの演奏、
第２部は、小泉浩さんのフルートソロです。

モエレ沼公園をデザインしたｲｻﾑ･ﾉｸﾞﾁに捧げられた武満徹　作曲
「巡り～ｲｻﾑ･ﾉｸﾞﾁの追憶に～」の演奏もあります。
詳しいことはHPでチェックして下さい。

スローな休日（１１５）

新篠津村「手打ちソバの店　七福」
店主の佐藤さんは、元々　村役場につとめていましたが
そば打ちの趣味が高じて、札幌の有名店で修業し１１年前にお店を
オープンしました。
店名の「七福」は佐藤さんが七人兄弟ということにちなみつけられました。
看板メニューは鴨せいろ。
摩周そばを使った細切りの二八そばに、鴨のつゆが絶妙なおいしさです。
調味料を厳選し、鰹節はだしをとる直前に削るというこだわりのお店です。

世界のおいしそうな朝ご飯を紹介しましょう。
カナダはメープルシロップ入りのパンケーキ。
メキシコはトウモロコシの粉で焼いてトルティーヤ。
ブラジルの朝ご飯は国民食といわれる「フェジョアーダ」という
インゲン豆と豚肉、ソーセージ、タマネギなどをじっくり煮込んだ料理で
バターライスやパンと一緒に食べます。
デンマークは「スモーブロー」。いいかえればオープンサンドです。

そして、スペインの朝ご飯に欠かせないのが「フラメンカ・エッグ」。
スペイン南部、セビリア地方の郷土料理です。
スペインの民族舞踊であるフラメンコの衣装を思わせる鮮やかな
色彩からこう呼ばれるようになったとか。
パプリカ、タマネギ、ソーセージなどをトマトで煮込んだものを
耐熱容器に入れ、卵を割り入れてオーブントースターで3分ほど焼きます。
そしてパンを添え半熟玉子を野菜にからめながらいただきます。
スペインの朝食には揚げパン「チュロス」もありますが、
甘いものが大好きなスペインの人は、あたたかいチョコレートをつけて
食べるんですって。おいしそう…でも、太りそうです。

スローな休日（１１４）
洞爺湖町｢カフェ　コハム｣

ドライブインをリノベーションしたという八角形のユニークな建物。
札幌でアンティークショップを営んでいた佐藤美津子さんが
洞爺湖の景色の素晴らしさと野菜のおいしさに魅かれて移転しました。
使い込まれた木の風合いと窓から見える景色が美しいコントラスト。
地元の野菜をたっぷりと使った「コハムランチ」や、
カラフルな「コハムパフェ」が人気です。オシャレな雑貨も販売しています。