美瑛に新しくオープンした「ビブレ」に宿泊してきました。
元の北瑛小学校が「北瑛・小麦の丘」という料理を学べる体験交流施設に
生まれ変わり、そのすぐ隣に、レストラン、パン工房、宿泊施設
「ビブレ」ができました。
美しい美瑛の景色の中に溶け込むようなおしゃれなデザインです。
パン工房では、美瑛の小麦を使って石窯にまきをくべてパンを焼いています。
レストランの料理はとれたての野菜を使った美瑛らしいフレンチ。
今の季節は、ゆでたてのグリーンアスパラやホワイトアスパラに
卵の黄身とチーズをからめていただく料理、ふきのとうのフリッター、
エゾシカのロースト等、美瑛という土地が持つ魅力をいっぱい感じることが
できます。
朝日を浴びながらの朝食は、美瑛の牛乳と焼き立てのクロワッサンで
スタート。
豊かで幸せな時間を過ごしてきました。

スローな休日　（４８）
美瑛町「ランドカフェ」

美瑛の丘にあるドイツ風ファーム喫茶。
無農薬無肥料で野菜をつくっている農園「ランドマン」にあります。
農園でとれた野菜をメインに使った、ドイツ風のスープやソーセージの
メニュー、噛むほどに味わい深いライ麦パン、またチーズケーキも人気です。
ランドカフェのまわりは、森の中を抜け、畑のわき道を通り、丘を登り
牧草地を横切る小道、フットパスになっています。

富良野で農業をしながら画家の仕事を続けているイマイカツミさん。
MIKAKOマガジンでも、何度かご紹介してきましたが
そのイマイさん、「イマイ畑」の名前でアスパラガスの出荷を
はじめています。
畑が小さいので雑草も手でとる無農薬農法。
とれたてのアスパラはみずみずしく、甘味もありとてもおいしいもの。
２年前に草取りやアスパラの定植も手伝ったので、余計おいしく
感じられました。
「ふらの公設市場」に出荷している他、イマイ畑として注文を受け
発送しています。
アスパラの収穫はあと２週間ほど続くそうですよ。

スローな休日　（４７）
倶知安町　「ロカンダ」

イタリア料理とフランス菓子のお店「ロカンダ」。
イタリアで修業をしたシェフの岡田拓馬さんと、東京の有名店で
腕を磨いたパティシエの真吾さん兄弟を中心にした、家族経営のお店です。
野菜、肉、乳製品など食材の８割が地元産。
ランチで人気なのは、越冬ジャガイモを使うニョッキ。
また、タルトフレーズなどのケーキの他、ジャムや焼き菓子も人気です。

札幌は味噌、函館は塩、旭川はしょう油と、それぞれにこだわりの
ご当地ラーメンがありますね。
岩見沢では特産の高麗雉(ｺｳﾗｲｷｼﾞ)のガラを使った「きじラーメン」、
キジ肉たっぷりのキジワンタンと合います。
苫小牧、室蘭地区では、昭和の時代から愛される庶民の味「カレーラーメン」。
網走・北見は特産のホタテ貝柱を使った塩ラーメン、帯広では十勝の
牛ひき肉をピリ辛味にした「とかち牛ジャン麺」もあります。
これからの季節、ドライブをしながらご当地麺めぐりも楽しみです。

◆スローな休日　（４６）

札幌市中央区「北海道FARM’S　円山ラボ」

北海道各地の農園や牧場などからセレクトしたおいしいものがズラリ
並んでいます。
チーズ、ヨーグルト、ハム、ソーセージ、ジュース、農産加工品、
スイーツなどいろいろあります。
イートインコーナーではコーヒーやジェラートを食べることができます。
千歳の「花茶」のジェラートも扱っています。
今の時期は、季節限定のフキノトウアイスや桜アイスが特に人気だそうです。

今年もブレインズの「ｵｰﾌﾟﾝｶﾞｰﾃﾞﾝ ｵﾌﾞ 北海道」が出版されました。
14年前からスタートして、今年は186軒が掲載されています。
オープンガーデンというのは、個人の公開している庭を訪問して
見せてもらう、イギリス発祥の庭の楽しみ方です。
ガイドブックの後半にのっている素敵なショップとガーデンの中から
いくつか紹介しましょう。
苫小牧の「イコロの森」はローズガーデンなど11のテーマガーデンが
あります。
ノーザンホースパークの「K’sガーデン」は広さが1万坪もある
見事なガーデンです。
月形町のコテージガーデンは、宿根草など丈夫な花の苗や野菜の苗が豊富、
ハンギングバスケットなどの教室も人気です。
こんなお庭がつくれたらいいなと夢みながらページをめくっていると
幸せな気分になる1冊。
毎年内容が変わりますので、お出かけになる時は必ず今年のガイドブックを
もって行って下さいね。

◆スローな休日　（４５）

札幌市「PAUL札幌ステラプレイス店」

フランスで5世代続く老舗ベーカリーが札幌に初オープンしました。
フランスから空輸する材料を使って現地の味を再現したバゲットなどが人気。
パンの他、タルトやシュークリームなどのスイーツやサンドイッチなど
100種類を超える品ぞろえです。
また、道産の小麦や牛乳を使った札幌限定のパンもおススメです。
広いイートインコーナーは黒を基調としたシックなインテリア。
モーニングセットやパンビュッフェ付きのランチも人気があります。

先日、東京国際フォーラムで開かれた松任谷由実さんのコンサートを
見てきました。
去年11月に始まった36都市66公演のロングランツアー、その素晴らしさに
感激しました。
37枚目のオリジナルアルバム「POP CLASSICO」の曲を中心に懐かしい曲も
ちりばめたユーミンらしい豪華なコンサートです。
「POP CLASSICO」のジャケット写真にも登場している白黒の縦じまの
風船ドレスで登場。篠原ともえさんデザインのコスチュームがかわいいです。
今回のステージは映像とライティングにも注目です。
ユーミンの動きに合わせて中世の大聖堂などのﾌﾟﾛｼﾞｪｸｼｮﾝﾏｯﾋﾟﾝｸﾞが
次々と現れます。
後半は華やかなライティングをバックに懐かしい曲で盛り上がります。
2時間半にわたり、歌って踊るユーミン。その驚異的な若さに感動し
励まされます。40年という素晴らしいキャリアを感じました。
アンコール曲までたっぷりと楽しませてくれるユーミンこと松任谷由実さんの
コンサート、北海道は5月29日帯広、5月30，31日札幌で行なわれますが
SOLDOUTの人気。
選曲や演出は会場ごとに少しずつ違うそうですから、見に行く方は
是非楽しんできて下さい。

◆スローな休日　（４４）

小樽市「サント・チェーロ」

イタリアの食堂のような温かさを感じさせる可愛らしいレストラン。
「サント・チェーロ」とは「大変だ！」という意味で、このお店を
やっと開店できたというオーナーの苦労を表現した言葉でもあり、
急な坂を上ってこなくてはいけないので、お客さまもちょっぴり
「サント・チェーロ」なのだそうです。
海の幸、農産物が豊富な小樽や近郊の季節の食材を使ったメニューが
いろいろです。