2007年に世界遺産として登録された石見銀山に行ってきました。
世界2大銀山のひとつとして知られ、江戸時代に栄えました。
銀を採掘した坑道が600もあり、実際に中に入って見学できるところも
残されています。
石見銀山世界遺産センターの他、ガイドツアーも充実していますよ。
銀山地区のすぐそばにある大森地区は、かつて幕府の代官所が置かれた
まちで、江戸時代の町並みが昔のままに残され、武家屋敷や豪商の屋敷など、
まさにタイムスリップした気分です。
古民家を利用したおいしいカフェも見つけました。
「カフェ　カリアーリ」といって、美食のまちイタリア・モデナにある
老舗カフェの日本総代理店と聞きびっくりしました。
東京在住の経営者が、おいしいコーヒーを日本に輸入したいと
申し込んだところ、東京ではダメといわれ、そこで故郷である石見銀山の
曾祖母の家に案内したところ
「素晴らしい町並みの残るこの町なら良い」とOKをもらったそうです。
木の家を大切にしていることも評価されたそうです。
古い街並みが持つ力にびっくりですね。

この大森地区には、江戸時代の商家を直した人気のライフスタイルショップ
「群言堂」もあります。
魅力いっぱいの石見銀山とその周辺を、機会があればぜひ訪れてみて下さい。

◆スローな休日　（４）

富良野市『カフェ　ノラ』

空知川の近くの玉ねぎ畑の中にポツンと立つ趣のある古民家をなおした
陶芸工房「野良窯」のギャラリーを兼ねたカフェ。
「おばあちゃんのうちに来たような懐かしい雰囲気にしたかった」という
手作り感たっぷりの店内です。
器は野良窯の大槻さんが焼いたもの、カフェを切り盛りする奥さん
みどりさんの日替わりケーキも人気です。

北海道立近代美術館で開催されている『シャガール展』をみてきました。
パリオペラ座の天井画やステンドグラスなど
シャガールの代表的な公共空間を飾る作品を日本で初めて紹介しています。
とても見ごたえのある素晴らしい内容です。
マルク・シャガールは、宙を舞うカップルや動物、美しい色彩など
幻想的な作風で世界中で高い人気を誇っています。
歌劇場や教会、大学など公共空間を飾る多くの作品は
壁画や天井画、ステンドグラス、タピスリーなど様々な技法と
形式によるもので、その旺盛な制作意欲に驚かされます。
そうした作品や下絵が、詳しい説明とともに展示され、また迫力ある
映像でも紹介されています。
じっくりとシャガールの美の世界に浸れる展覧会です。
晩年に手掛けた陶芸やレリーフも素晴らしいですね。
8月25日までの開催ですが、期間中、コンサートやキッズプログラムも
用意されています。
この夏オススメの展覧会です。


◆スローな休日　（３）

札幌市清田区『ランチダイニング　葉菜(はな)』

お庭の素敵なリビングをレストランとしてオープンして7年目。
今の時期は、赤、ピンク、黄色などのバラが満開でうっとりする眺めです。
この後はユリの花が次々と咲き、また宿根草の四季折々の花も可憐な
美しさです。
今年の営業は、火・水・木・金の週4日。午前11時～午後3時まで。
食事メニューは｢葉菜御膳｣。3種類のメインから選べるランチセットです。

住所：札幌市清田区北野6条5-5-4

バラの季節ですね。我が家の鉢植えのバラもほんの少しですが
赤い花をつけました。
無農薬で育てているので、何かに利用できないかしらと思い、
ローズウォーターをつくってみました。
とってもリッチでオシャレなイメージがあるローズウォーターですが、
お家で簡単に作ることができます。

作り方は･･･
無農薬栽培のバラの花びら　100ｇ、ミネラルウォーター 600ccを
用意します。
ミネラルウォーターを沸かしてお湯を作ります。
バラの花びらは水洗いをしてボウルにあげておきます。
ボウルにバラの花びらを入れて熱湯を注ぎ、2時間ほど置きますと
花びらの色が溶け出します。
ガーゼで花びらを濾すと、ローズウォーターの出来上がりです。
冷蔵庫で1週間ほど保存することができます。
ローズウォーターを飲むと口臭を消すのに効果がありますし、
アンチエイジング効果も。
化粧水としても使うことができ、水分や油分バランスを整え、
小じわやたるみを防ぐことができるそうです。
何よりバラの香りは安らぎや豊かさを感じさせてくれますよね。


◆スローな休日　（２）

当麻町　『ピザハウス　ＣＯＣＯＰＥＬＩ』

当麻スキー場の向かいにある、カラマツの茶色い板壁と赤い三角屋根の
山小屋風のカフェレストラン。
道産小麦を使ってやきあげるピザやカルツォーネはたっぷりのチーズと
もちもちとした生地の組み合わせが濃厚な味わいで人気があります。
大きな窓から、ダイナミックな大切の四季をゆっくりと楽しめます。

今年で7回目のサッポロシティジャズが8月25日まで開催されますね。
大通西2丁目ミュージックテント、芸術の森　野外ステージなどで様々な
ライブが行われます。
7月13、14日の二日間は無料で楽しめる「パークジャズライブ」。
全国から集まったジャズマンが自慢の演奏を繰り広げます。
札幌市役所や、大通公園西1丁目、地下歩行空間、市内のホテルなどで
行われます。
私は先日、ﾌﾗｲﾄﾞﾌﾟﾗｲﾄﾞ、そして小林桂のライブを楽しんできました。

ﾌﾗｲﾄﾞﾌﾟﾗｲﾄﾞはボーカルのＳＨＩＨＯさんの歌と、ギターの横田さんの
ギターテクニックで、素晴らしいステージでした。
おしゃべりも楽しく、充実したライブでしたよ。
小林桂さんはお父様の洋さんのピアノとの共演。
「Ａ列車で行こう」などスタンダードナンバーを自由自在なアレンジで
うたい会場を魅了していました。
この後もまだまだライブは続きますので、ＨＰなどでチェックして
お出かけください。
また、ミュージックテントのレストランのお料理も、北海道の食材を
使ったおいしいメニューが楽しめます。
北見産ハッカを使った北海道モヒートや、音更産なの花はちみつを使った
フレッシュレモネード、どちらも良い味でした。
「エゾシカ肉の赤ワイン煮込み」「知床スモークサーモンのイタリアン
サラダ」…
ジャズ＋おいしいものをサッポロシティジャズで楽しんで下さい。

◆スローな休日　（１）

ゆったりとした休日を過ごせる道内各地のカフェやレストランなどを
紹介します。今回は、「カフェアルテ」。

世界的彫刻家　安田　侃さんの作品40点が並ぶ野外彫刻公
「アルテピアッツァ美唄」内にあります。
「散策のあとにゆっくりお茶を飲めるスペースがあるといいね」という
来場者の声にこたえてオープンしました。安田侃さん監修のゆったりとした
雰囲気のカフェです。
注文が入ってから一杯ずつ淹れるコーヒーや、ケーキ、パンなどが
味わえます。