AIR-G' FM北海道
MIKAKO's ウイークリー~林美香子
2013年4月27日  0:00
“ブリスベンのガーデニング”&チーズを探して(56)
オーストラリア・ブリスベンは、日差しが強く降雨量も多く
また庭付きの住宅に住む人も多いので、ガーデニングには適した場所です。
もっとも、亜熱帯なので気温が高い時期が長く長時間の庭いじりは難しく、
木を中心にしたガーデニングを楽しむ人が多いのだとか。
家にあたる日差しを遮るための自然のクーラーとして、また
湿った風の吹く地域では湿気を木に吸ってもらい乾燥した
さわやかな風にするために木を植えることもあります。
子供が生まれた時に庭に果物などの記念植樹をする人も多いそうで、
家庭菜園ならぬ家庭果樹園といったところでしょうか。
マンゴー、パパイヤ、グレープフルーツ、オレンジ、バナナ等など、
これだけのフルーツができたら幸せなことですよね。
ブリスベンのガーデニング…うらやましい!


◆チーズを探して (56)

ニセコ町「ニセコフロマージュ」

かつて、スノーボードのチャンピオンだった関規明さんが開いた工房です。
カマンベールからウォッシュタイプまで6種類のチーズを作っています。
セミハードタイプの「山のチーズ」、ウォッシュタイプの「ニセコウォッシュ」
はオールジャパンチーズコンテストで優秀賞を受賞しました。
こちらのウォッシュは香りもさわやかで、ウォッシュ初心者にも
喜ばれています。

2013年4月20日  0:00
“ゴマパワー”&チーズを探して(55)
昔から健康に良い食品として知られるゴマ。
最近はゴマの病気を予防する効果についても研究がすすんでいます。
ゴマ特有の栄養素がゴマリグナン、老化防止や肝機能向上などの効果が
期待できます。
また、オレイン酸やビタミン、ミネラルなども豊富で、食べる適量は
毎日スプーン半分から1杯程度。
毎日は無理でも週2回は食べると良いそうです。
成分を効果的に吸収するにはすりゴマが一番。また、他の食品と
組み合わせることで力を発揮できるのがゴマで、ベストの組み合わせは大豆。
一緒に食べることで足りない成分を補い合いアミノ酸を豊富にとることが
できます。
すりごまをきな粉や納豆と合わせると良いんですね。
また、魚の不飽和脂肪酸は酸化しやすい欠点がありますが、ゴマと一緒に
食べることで酸化を防ぎ効果的に摂取できるそうですよ。
ビタミンC がゴマの鉄分の吸収を高めると同時に野菜のβカロテンも
吸収しやすくなりますので、茹でた野菜にすりゴマをふりかけて
食べるのも良いですよ。

◆チーズを探して (55)

喜茂別町「チーズ工房タカラ」

「タカラ」はアイヌ語で“夢をはぐくむ”という意味だそうです。
タカラでは夏は青草、冬は干し草を存分に与え、通年放牧というスタイルで
牛を飼っています。
牧場の入り口には「幸せな牛のミルク」という看板が立っていて、
その自慢のミルクを使ってチーズをつくっています。
フロマージュブランタイプの「白いチーズ/タカラのレタラ」は
ヨーグルトのようなさわやかな酸味が特徴です。
ジャムをかけてデザート風に生野菜とあえてサラダにもおいしいチーズです。

2013年4月13日  0:00
“映画ハーブ&ドロシー”&チーズを探して(54)
現代アート作品を買い集め、世界屈指のコレクションを築いていった
アメリカ人夫婦を追ったドキュメンタリー映画「ハーブ&ドロシー
~ふたりからの贈りもの~」が4月13日(土)から、札幌のシアター・キノで
公開されます。監督は札幌出身の佐々木芽生さん。
ごく普通の郵便局と図書館司書のハーブとドロシーの夫妻が
つつましいお給料の中から、自分たちの住む小さなアパートに入る大きさの
好きなアートを買い集め、それを1点も売ることなく、
アメリカの国立美術館に寄贈したところまでは
前作の「ハーブ&ドロシー~アートの森の小さな巨人~」で描かれていました。
今作はその続編。
寄贈された膨大な作品は、国立美術館でさえも受け入れきれず
急遽全米50州の美術館に50作品ずつ寄贈されるプロジェクトが
持ち上がって・・・と、その様子を丹念に追っていきます。
この続編の撮影中にハーブさんが89歳で亡くなるという悲しい出来事が
ありましたが、2人のアートを愛する気持ち、アートはすべての人に
開かれたものという思いが伝わってきます。
この映画は多くの人たちから小口の資金をあつめる
「クラウドファンディング」という手法で製作費を集めて作られたことでも
話題になりました。
札幌出身の佐々木監督とアートを愛する普通のアメリカ人夫妻との出会いから
生まれたこの映画、是非ご覧ください。

◆チーズを探して (54)

札幌市「新札幌乳業」

江別の小林牧場の牛乳を100%使用し「小林牧場物語」のブランド名で
5種類のナチュラルチーズをつくっています。
ブランドの顔として人気なのが「手作りブルーチーズ」。
ブルーでは珍しい小型のホールタイプで菌が生きたままの状態の
生タイプです。
買った後家庭の冷蔵庫でより熟成させ味の変化を楽しめるのが特徴。
HPもありますのでチェックしてみて下さい。

2013年4月6日  0:00
“山梨・NPO法人「えがおつなげて」”&チーズを探して(53)
山梨県北杜市で熱心な地域活動を続けているNPO「えがおつなげて」を
取材してきました。
耕作放棄地を開墾したり、古民家を再生して事務所にしたり、
企業と組んで起業ファームを展開したり、農村を舞台に様々な活動を
実践しています。
えがおファームがある増富地区は65歳以上の人口が6割を超え、
農地の6割以上が放棄されていましたが、特区の認定を受け
「えがおをつなげて」が中心となって開墾をはじめました。
今まで約3ヘクタールが農地としてよみがえり、また都会の人たちが農作業や体験などで訪れるようになり、活気が生まれています。
開墾を手伝う農的ボランティア体験者の中から新規就農や移住をした人も
います。
関東各地の農村地帯で学ぶ「関東ツーリズム大学」という人材育成の活動も
しています。詳しい活動内容はHPで。

そして、山梨で泊ったのが「五郎舎」という宿。
先代の五郎さんがはじめた農家民宿ですが、太い梁と柱、囲炉裏…と、
日本らしい佇まいです。
お料理自慢の宿と聞いていたのですが、本当にびっくりするほどの品数と
おいしさ。
ふきのとうや山菜の天ぷら、ヤマメの塩焼きとまさに地産地消の郷土料理。
フキのちらしずしやおソバ、自家製の干し柿もとてもおいしく大満足でした!
更に感動なのは夏は1泊2食7,300円、冬は7,500円というお値段。
詳しくは、HPでチェックしてみて下さい。

◆チーズを探して (53)

日高町 「北海道日高乳業」

日高管内で生産される牛乳を原料に「ミルク感」を生かした様々な
フレッシュチーズを製造しています。
モッツアレラは、スライスしてカプレーゼ等の料理に使いやすい
緑のラベルのタイプと、サラダやピザのトッピングに使いやすい
赤いラベルの「ひとくちチェリータイプ」。
フレッシュさを保存するのが独自の製法技術です。
また、乳清を加えて塩水にチーズを浮かべる方法により、流通過程でも
形が崩れにくく、モッツアレラの命であるやわらかさとクリーミー感を
楽しめます。
詳しくはHPでチェックして下さい。

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プロフィール
林 美香子
林 美香子
4月12日生まれ 牡羊座 B型 札幌市出身

北海道「スローフード&フェアトレード研究会」の代表、農林水産省「食と農の応援団」メンバーも勤めてます。
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