AIR-G' FM北海道
MIKAKO's ウイークリー~林美香子
2012年11月24日  0:00
“パンの本”&チーズを探して(34)
札幌で活躍するイラストレーターすずきももさんの新刊
「みんな大好き さっぽろのパン屋さん」。
15年前に「だい好きパンの会」を立ち上げたすずきももさんが厳選した
おいしいパン屋さんを美しいイラストで紹介しています。
目次を見ているでパンの香りが漂ってくるようで幸せな気分になってきます。
いろいろなパン屋さんが登場していますが、中でも行ってみたいなと
思ったのが「パンカフェ」。
例えば、石倉を改装した「カフェ マール」のランチの盛り合わせや
ホットサンドがおいしそう。
「ショップファンコール」は、アンティーク雑貨のお店がはじめた
カフェでとても素敵です。
後ろの方にのっている、パンをおいしく食べるレシピもおいしそうです。
チーズのディップ、長イモのふわふわスープ、マグロの元気サラダなど・・・。
ももさんの温かみのあるかわいらしいイラストがそのおいしさを
伝えてくれます。
北海道新聞社から出されています。
本を片手にパン屋めぐりをしてみてはいかが?

◆チーズを探して (34)

雄武町「ブルーグラスファーム」

目の前にオホーツク海が広がる渡辺牧場。
潮風を浴びたミネラル豊富な草を食べて、伸び伸びと育った牛のミルクの
おいしさをそのまま代弁してくれるチーズを…という思いでできたのが
ストリングスタイプのチーズ「ミルクストリング」。
また、このチーズをつくっている時に乳酸菌が働き過ぎて硬くなった
チーズを型に入れて熟成させたことでほんのりと酸味のあるチーズに
仕上がったのが「ハードグラス」だそうです。
オホーツク海が育んだチーズ、HPもありますのでチェックしてみて下さい。

2012年11月17日  0:00
“オホーツクの塩”&チーズを探して(33)
味付けの基本として塩はとても重要です。
世界的にはフランス・ゲランドの塩やクリスマス島の塩が
そのおいしさで有名ですね。
北海道でも塩づくりが始まっていて、湧別町でつくられている
「オホーツクの塩」はお土産としても人気があります。
オホーツク海は世界三大漁場のひとつといわれていて、その海水が
流れ込むサロマ湖では、牡蠣やホタテ、ウニなどがとれます。
この養分たっぷりの海水に注目したのが湧別町の会社「つらら」の
社長 南川さん。
サロマ湖が凍る冬を除いて、毎日海水をくみ上げて蒸発釜で3日間
煮詰めます。
そして4日目、にがり水を分離すると塩の完成です。
ボイラーには薪も使っていますが穏やかで底力のある熱がいい味を
生み出すそうです。
100%海水から時間をかけて作る「オホーツクの塩」。
これを2時間かけて直火で仕上げる「焼塩」も人気。
昆布のうまみを加えた「こんぶ焼塩」、湧別産の貝柱を粉にして加えた
「ホタテ焼塩」。またこの二つを合わせた「おにぎりの塩」もあります。

◆チーズを探して (33)

興部町「パインランド・デーリィ ドン・ディヴァン」」

白カビチーズに魅せられた内堀健悟さんが自分らしい味を求めて
2008年に立ち上げた工房です。
カマンベールをイメージした「ヴェロア」は、クリーミーな中に白カビが
もたらすピリッとした刺激が感じられシャープな印象があります。
地元の酪農家「パインランドデーリィ」との協力体制が整ったことで
クリームチーズやマスカルポーネ等の新製品にも意欲的に取り組んでいます。

2012年11月10日  0:00
“弘前まちあるき”&チーズを探して(32)
青森県弘前に行ってきました。千歳から飛行機で45分ほどで青森空港へ。
そこからバスで一時間ほどの道のりです。
何度か行ったことはあるのですが、今回初めてゆっくり町歩きをしました。
津軽藩弘前城のある城下町で第2次大戦の時、戦災がなかったことから
古い建物や町並みが残り、とても風情のある街です。
神社やお寺も多く、またたとんがり屋根の洋館やレンガづくりの教会など
ノスタルジックな建物がたくさん残っています。
歩いて回るのが楽しい街で、弘前まち歩きガイドが案内してくれるコースも
充実しています。
歴史を中心に歩くコース、建物を見てまわるコース、リンゴやコーヒーなど
歩くコースなどがあります。
リンゴのつまみ食いというコースもあるんですよ。
町歩きのためのマップも充実していて「昭和10年の弘前の街へ
タイムスリップ ひろさき懐かし地図」というのもあります。
そして、弘前の町は人口あたりにすると、日本一「フランス風料理店」の
多い町といわれています。
地元の新鮮な食材を使った「弘前フレンチ」を楽しみに訪れる観光客も
いるそうですよ。
さらに弘前らしい食べ物のひとつとしてあげたいのが「いがめんち」。
イカのげそを包丁でたたき、野菜などと一緒に小麦に混ぜて焼いたり
揚げたもの。
市場のお惣菜屋さんにもたくさん売られています。
他にも「コーヒーの町」「カクテルの町」としても知られる弘前。
何度でも訪れたくなる街です。


◆チーズを探して (32)

興部町「チーズ工房アドナイ」

リコッタ、ミモレットなどのナチュラルチーズがまだ道内ではなじみの
薄かった頃から、個性的なチーズをつくっていたアドナイ。
生粋のチーズ職人 堤田さんがつくるチーズはファンも多く、道内外の
料理人からの評価も高いんです。
たくさんの種類のチーズはHPでご覧下さい。

2012年11月3日  0:00
“帝国劇場でユーミン”&チーズを探して(31)
帝国劇場で上演されていた、純愛物語 meets YUMING
「8月31日~夏休み最後の日~」を見てきました。
コンサートでもミュージカルでもないステージで、一言で言うと
「演劇×ユーミン」。
松任谷由実さんが演劇とコラボしたステージで、ユーミンが案内役として
語り、歌い、物語を進行していきます。
貫地谷しほり演ずる恋の物語の中にユーミンの曲 16曲がちりばめられて
いて「青いエアメール」など、懐かしい曲もたくさん登場します。
病院が舞台の物語なので、ナース姿で歌うユーミンというシーンも
ありましたよ。
ユーミンにとっても、このステージは冒険だったようで、アンコールでは
「帝劇は完全にアウェイだと思っていました。でも、毎回大きな声援を
もらって感激しています」とはなしていました。
新たなユーミンの挑戦に私も元気をもらいました。
こうなると、苗場も行きたくなってしまいます。

◆チーズを探して (31)

興部町「ノースプレインファーム」

チーズは個性を求めるのではなく、牛乳の風味を伝えるシンプルな味を
基本にしています。
マイルドな中にも、凝縮されたミルクのうまみが感じられるようにと
つくられているのはゴーダとモッツアレラ。
農場のチーズなのであくまで主役は牛乳です。
青草を食べている夏と、干し草を食べている冬とでは風味も変わります。
その違いを楽しめるようなチーズづくりを心掛けているそうです。
詳しくはHPをご覧ください。

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プロフィール
林 美香子
林 美香子
4月12日生まれ 牡羊座 B型 札幌市出身

北海道「スローフード&フェアトレード研究会」の代表、農林水産省「食と農の応援団」メンバーも勤めてます。
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