ロコモという言葉をご存知ですか？
「ロコモティブ　シンドローム」の略で、骨や関節、筋肉など
運動機能の衰えで、介護が必要な状態や、必要になる可能性の
高い状態のこと、高齢時代を迎え｢新しい国民病｣ともいわれています。
ロコモの推計人口は5,000萬人にも達するそうです。
ロコモの対策は健康な若い時から日頃の運動を心がけることが大切。
そこで、毎日できるロコモの予防策を紹介しましょう。

１．背筋を伸ばして1日30分歩く。
２．電車の中では座らずに、できるだけ立っている。
３．階段を上る
４．椅子の背にもたれず背筋を伸ばして浅く座る。
５．つま先で立って、ゆっくりとしたリズムでかかとを10回位上げ下げする

などなど…。足腰を鍛えるのにはスクワットも効果的です。

また、筋トレだけでなくおきるときや寝る前のストレッチも大切です。
ちょっと意外な方法のひとつは、お風呂の中でバタ足。
浴槽の中で、手をついてひざを軽く曲げて交互に足を上下にするのも
良いそうです。
ヤル気があればいつでもどこでも、｢ロコモ対策｣できますね。

◆チーズを探して　（３０）

興部町「乳食研興部工場」

ここの｢ファーメントチーズ｣は、ざる豆腐のように見えるちょっと
不思議なチーズです。
乳酸菌を使わず酵素だけで牛乳を固めているため口当たりはやわらか。
しっとりとした舌触りで後味にふんわりとミルクの香りが広がります。
独自のチーズを目指し試行錯誤の末に編み出したこの製法は、
特許も取得しています。ワサビ醤油で食べるのもおいしいチーズです。

四国の小さな町　徳島県上勝町の「はっぱビジネス」をテーマにした
映画「人生、いろどり」を札幌のシアター・キノで見てきました。
お刺身などに使うつまもののはっぱを売って年商2億円という
「いろどり」の活動は地域活性の成功例として有名ですが、
その実話をもとにした映画です。

吉行和子、富司純子、中尾ミエ演じる3人のシニア世代の女性が、
つまものに出会って生き生きと輝きだすヒューマンストーリー。
「世界中探したってこんな楽しい仕事はないでよ」というセリフは
上勝のおばあちゃんたちの本音の言葉。
80代、90代のお年寄りがパソコンやタブレットを駆使して
はっぱビジネスに取り組んでいる様子は素晴らしいです。
「もうひとはな咲かそ」という映画のキャッチコピーに励まされる方も
多いのでは？
以前一度行ったことがある上勝町、北海道からは遠いですが
また行きたくなりました。
映画「人生、いろどり」は、札幌のシアターキノで上映中です。
（上映期間はご確認ください）

◆チーズを探して　（２９）

佐呂間町「サロマ・インＮＥＷファーム」
2008年にオープン。牛乳が苦手な人や、お年寄り、子供たちの栄養補給を
考えたチーズをつくっています。
食べやすく飲み込みやすいスイーツのような食感の「スイーツチーズ」。
濃厚でなめらかな舌触りでお豆腐のようにやわらかい「牛乳豆腐」の
2種類があります。
乾燥や熱・酸にも強く、町内で活発に増殖する頼もしいタイプの乳酸菌を
使用するなど、牛乳嫌いの人にも牛乳の栄養科をとってもらおうと
様々な工夫をしています。詳しくはＨＰで。

１０月１３日函館で、100年以上の歴史を誇るすきやきの「阿さ利本店」に
行ってきました。
古い店構えのすきやき専門店で宝来町の電停のすぐ近くにあります。
夜は本格的なすきやきのコースがメインですが、お昼はすきやきランチが
大変な人気でお店の外まで行列ができていました。
お肉をたっぷりと使ったすきやきランチが1,200円というお値段も魅力。
コロッケ付き1,400円のランチもとてもおいしかったです。

夜行ったのが、スペイン料理の「ラ・コンチャ」。有名な「バスク」の
姉妹店で立ち飲みバーコーナーもあり気軽に楽しむことができます。
昔のお米屋さんを直してレストランにしているのですが、奥の和室も
風情があります。
函館近海でとれたイワシのマリネなど９種類ものオードブルに始まり、
スープ、魚料理、肉料理まで食材は近くでとれた魚など地産地消の
スペイン料理です。
デザートのひとつ｢お米のプディング｣は、函館でとれる「ふっくりんこ」を
材料にしていてよい味でした。

2軒とも古い建物の良さを上手に生かしたお店。
歴史ある函館らしいなと思います。

◆チーズを探して　（２８）

大空町「ひがしもこと乳酪館」

東藻琴地域の活性化を目指し、地元の牛乳でチーズをつくろうと
1979年にプロジェクトチームを結成。
農業を専門とする東藻琴高校と共同で、風土に合ったチーズつくりを
はじめました。
｢ひがしもことカマンベール｣｢チェダー｣、スモークをかけた
「スモークゴーダ」も人気があります。
手間を惜しまず、ひとつひとつを丁寧に手作りしたチーズです。
詳しくはHPで。

北海道四季劇場で始まったミュージカル「マンマ・ミーア」を
早速見てきました。元気の出る楽しいステージです。
1970年代を代表するポップグループ「アバ」のヒットナンバー22曲で
構成されています。
ギリシャの小さな島を舞台とした結婚騒動がアバのヒットナンバーに
のせて展開。
ロマンティックな恋のお話しで、ユーモラスなコメディ仕立てです。
チキチータ、ダンシング・クイーン、マンマ・ミーア、マネーマネーマネー、
サンキューフォーザミュージックなど知っている曲ばかり。
カーテンコールでは、出演者が華やかなコスチュームで登場して、
客席は総立ち！一緒に踊っている人もたくさんいました。
マンマ・ミーアは、12月16日までの公演が決まっています。
リハーサル見学会やバックステージツアーも予定されています。
詳しいこと、劇団四季のＨＰでチェックして下さい。

◆チーズを探して　（２７）

津別町　「つべつチーズ工房　風の丘」

さわやかな風が吹きわたる丘に広がる「セイランドファーム」。
牧場主の清野昭雄さんは、循環型の酪農を目指し
放牧を主体とした経営に切り替え、2008年からは、
丹精込めて作る牛乳のおいしさを知ってもらいたい」とチーズ工房を
立ち上げました。
チーズづくりは奥さんが担当。モッツァレラの食べ方を提案したいと
そのまま食べる「さしみチーズ」と、加熱に向いた「フレッシュピザ」も
つくっています。農家チーズならではの素朴な味わいが楽しめます。