2012年6月30日 0:00
“カレーをもっとおいしく”&チーズを探して(13)
暑いときにはカレー!という人も多いと思います。
それぞれにこだわりの作り方をしていると思いますが、
本場インドからカレーをもっとおいしく楽しくするアイデアを
紹介しましょう。
カレーを盛りつけるときに、カッテージチーズをさっと焼いてのせる
という方法です。
焼かずに細かく切ってのせてもOK。
インドではカッテージチーズを気軽に家で作るそうです。
牛乳1リットルを沸かして、レモン汁を大さじ2入れると、
もろもろっとチーズが分離してきます。これを熱いうちにガーゼで濾して
水気を切れば出来上がり。
あっさりしたカッテージチーズとコクのあるカレールーの組み合わせ、
おいしいですよ。
カレールーに少しヨーグルトを加えるのもコクと酸味が出ておいしいです。
試してみて下さい。
◆チーズを探して (13)
鹿追町「鹿追チーズ工房」
大手乳業メーカーの電気技術者だった佐藤 真さんが、
機械修理のためにとチーズのことを学ぶうちに
「自分で納得できるチーズをつくりたい」と2001年に開設。
ゴーダ、チェダーなどをベースに個性的なチーズをつくっています。
中でも予約殺到でなかなか手に入らないのが、チーズの中に熟成させた
ニンニクを練りこみ大理石のような模様に仕上げた「黒旨(くろうま)」。
ニンニクとチーズが絶妙にマッチしたおいしさです。
2012年6月16日 0:00
“富良野の1日”&チーズを探して(11)
富良野で農業をしながら絵を描き続けている半農半画家の
イマイカツミさんの応援=援農にいってきました。
アスパラ畑の草取りや、冬の準備にと間伐した木を切って薪にしたり、
短時間でしたが汗をかいてしまいました。
農家の仕事は農作業だけでなく家を治すとか薪の準備など
いろいろありますね。
援農のあとは、富良野の観光スポットもまわってきました。
ふらのワインの工場やフラノマルシェでも道外からのお客様を
たくさん見かけました。
今回初めて立ち寄ったのがふらのワイン工場の近くにある
「カンパーナ六花亭」。
ぶどう畑の中にある木造りで天井の高い建物で、
大きな窓からの大雪連峰の眺めが素晴らしいです。
富良野産の原料を使ったぶどうソフトやぶどうオムレツなどの
オリジナルスイーツが人気です。
お菓子の販売コーナーのとなりに無料のコーヒーサービスもあって、
観光客のみなさんがゆったりとすごしていました。
プリンで有名なフラノデリスも、大人気。
富良野のもつ景観の素晴らしさ、美しさが、富良野観光の大きな
魅力だなとあらためて思いました。
◆チーズを探して (11)
幕別町「NEEDSふうど工房」
100年以上の歴史を持つ新田牧場を母体とするチーズ工房。
まわりには手売れが行き届いた牧草地と見事なカシワ林が広がっています。
原料の牛乳は新田牧場からの直送。
種類も多く、新製品の開発にも意欲的です。
その一つ『飲むチーズ』は、つくり方はチーズと同じですが、
味は飲むヨーグルトをさらに濃くしたような独特のコクがあります。
2012年6月9日 0:00
“阿寒湖にいってきました”&チーズを探して(10)
先日、阿寒湖に行ってきました。
このほどオープンした阿寒湖アイヌシアター「イコロ」の
オープン記念イベント+バイオリンの五嶋みどりさんのコンサートを
聞いてきました。
アイヌシアター「イコロ」はアイヌ文化の情報発信の拠点で
アイヌコタンのすぐそばにできました。
「イコロ」というのはアイヌ語で「宝」という意味。
アイヌの踊り、イオマンテの火まつり、ユーカラ劇、人形劇などが
上演されます。
さらに「イコロ」のそばの「オンネチセ」ではムックリの製作から
鳴らし方まで学べる講座や 木ぼり体験などをすることもできます。
ぜひ立ち寄ってみて下さい。
また、阿寒湖の周りは広大な森林が広がっていますが、その森林で
植樹と枝打ち体験をしてきました。
高さ20センチほどのクロエゾマツの苗木を植えてきましたが、
去年植樹した木を見ると10センチほどしか成長していないんですね。
15年たったというものでも高さ2メートルほど。
りっぱな森林になるには50年も100年もかかるんだそうです。
エゾ松の木の下のほうの枝を小さなノコギリで切り落とす枝打ちは
木の成長にもよく、また地面に光がさすようになるので
生物の多様性にも効果があります。
森林は植樹をした後、育てること=育林も大切なのですね。
大きな森林があるからこそ、阿寒の水はおいしいなど
森林の持つ素晴らしさも実感してきました。
◆チーズを探して (10)
大樹町「西川牧場」
作り手の西川弘子さんは、町の地場産品加工センターでチーズづくりを
学ぶうちにその面白さに引き込まれ、60歳を過ぎてからチーズづくりを
はじめました。
ゴーダタイプの「あかつき」は1年以上熟成させるもので、
深い味わいがあります。
毎日チーズをまわしてから武器するという細やかな手間がおいしさに
つながっています。
2012年6月2日 0:00
“緑茶をおいしく飲む方法”&チーズを探して(9)
新茶の季節です。新茶はうまみや甘みが一年で最も多く含まれています。
今日は、苦みや渋みを抑えて緑茶をおいしく飲む方法を紹介します。
とても簡単なのにうまみや甘みがアップするのが「氷出しのお茶」。
大きめの急須に緑茶の葉大さじ4杯(10g)と、氷400gを入れます。
そして、氷が解けるまで冷蔵庫に入れておきます。
最後の一滴まで残さず注ぎ入れるのが大切。
お茶は苦みや渋みの元となるカテキンが入っていますが、カテキンは
抽出温度が低くなればなるほど抽出しにくくなります。
それで、苦みや渋みが減るというわけです。
本当においしくて、暑い季節にはピッタリの緑茶ですよ。
それから、普通はお湯の温度を下げてからお茶を入れますが、
もっと簡単に入れる方法があります。
それは、急須にお茶の葉を入れ水を注いだ後に熱湯を注ぐというもの。
熱湯をいきなり入れるとカテキンが一気に出て苦みや渋みの強い
お茶になりますが、この方法ならそれをおさえることができます。
一分ほど置くと、よりうまみや甘みが引き出されますよ。
◆チーズを探して (9)
幕別町忠類「ミルキーハウス」
ミルキーハウスのある多田農場は、牧場はご主人と息子さんは中心に運営、
チーズづくりはイタリアのトスカーナでファームインをしながら学んだ
奥さんの悦子さんが一人で手掛けています。
「トスカーナ」は木綿豆腐のような口当たりとミルクの風味が程良いチーズ。
また3年ほど前から、中に塩を混ぜ込んで熟成させるオリジナルの
スモークにも取り組んでいます。
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プロフィール
林 美香子
4月12日生まれ 牡羊座 B型 札幌市出身
北海道「スローフード&フェアトレード研究会」の代表、農林水産省「食と農の応援団」メンバーも勤めてます。
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林美香子のプロフィール
コピーライトについて
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