2011年2月27日 13:26
“沖縄の銭湯”&こだわりの本棚(22)
沖縄式の銭湯「ゆーふるやー」は、北海道や本州の銭湯とは
ちょっと違います。
脱衣所と浴室の間の仕切りも扉もないんですって。
さすがあたたかい地方、そしておおらかなんですね。
また、番台はなくかわりにフロントで料金を払います。
そして、なぜか浴室の鏡がとても高いところにあり、
お客さんは立って髭剃りをするそうです。
浴槽のことは「湯池(いけ)」と呼ぶんですって!
沖縄県全体でもゆーふるやーは3件しか残っていないのですが、
最近は観光客の利用も増えているそうです。
沖縄に行ったら「ゆーふるやー」でゆったりしてみては?
◆こだわりの本棚 (22)
「an an 2月23日号」(マガジンハウス)
若い女性向けの雑誌「an an」。2月23日号の特集は
「お金を使わない楽しいアイデアがいっぱい。シンプルな暮らし方」です。
太陽の力を利用して食器を干したり、干し野菜を作ったり、
またキッチンリネンを利用したカーテンなどのアイデアが美しい写真と
ともに紹介されています。
お洒落でスタイリッシュなエコライフ…試したくなります。
2011年2月20日 0:00
“胡麻油で簡単メニュー”&こだわりの本棚(21)
先週に引き続きお料理ネタです。
胡麻油…中華ばかりでなく、和食・洋食にもちょっと加えると
コクがでておいしいですよね。いくつか紹介しましょう。
★蒸しキャベツの桜エビソース
キャベツをざく切りにして蒸す。
鍋にごま油 大さじ1、桜エビ 大さじ2を入れて火にかけ、
香りが出てきたら,酒 大さじ2と塩少々を加えて混ぜ、
蒸したキャベツにかけて出来上がり!お好みでお酢を加えてもおいしい。
★小松菜の炒めもの
小松菜 1束の根元を切りおとし、1.5cmの長さに切ります。
ボウルに入れ塩小さじ1をふって5分ほど置いておくと、かさが減り、
短時間でいためることができます。
フライパンにごま油を入れて火にかけ、香りが出てきたら小松菜を入れて
さっと炒めて出来上がり。最後にコショウをさっとふります。
★白菜のしんのあえもの
白菜のしんの部分を繊維にそって幅5ミリの千切りにします。
ボウルに入れて、塩 小さじ 1/2をまぶして20分ほど置き、
水けを絞ります。
粒マスタードと胡麻油 各大さじ1と混ぜあわせて出来上がり。
胡麻ドレッシングのように使ってみてくださいね。
◆こだわりの本棚 (21)
山本謙治 著 「日本の食力(しょくぢから)国産農産物がおいしい理由」
(家の光協会)
農産物の流通コンサルタントとして活躍し、ブログ
「やまけんの出張食い倒れ日記」でも有名な著者。
日本全国のおいしい食材や料理、そして人々の暮らしを紹介しています。
日本の食文化の素晴らしさと同時に、危機感についても熱く語っています。
また、無添加調味料を作り続けている小さなメーカーの紹介にも
ページを割いています。
2011年2月13日 0:00
“簡単蒸し野菜”&こだわりの本棚(20)
「蒸し料理」がブームになっていますね。
専用の道具がなくても簡単にできる作り方を紹介しましょう。
★土鍋にちょうど合うざるをのせて作る蒸し鍋。
白菜と豚肉の薄切りを適当な大きさに切ってざるに並べて蒸せば
出来上がり。ポン酢やゴマだれでいただきます。
白菜のかわりに、玉ねぎの薄切り、きのこもおいしいですよ。
また、豚肉の代わりにホタテやしゃけなどの魚介類もいいですね。
★きっちりとふたのできるフライパンやお鍋があれば、日本酒やワインで
蒸す「酒蒸し」も簡単においしくできます。
★とってもヘルシー大根シュウマイ
大根とベーコンの薄切りをみじん切りにして、片栗粉を加えて
よく混ぜます。
これをシュウマイの皮で包んで弱火で蒸して出来上がり。
アツアツに練りがらしをつけると意外なおいしさです。
◆こだわりの本棚 (20)
今田美奈子 著 「365日の幸福を呼ぶお菓子」(東急エージェンシー)
タイトルの通り、その日にふさわしい365のお菓子をエピソードとともに
美しいカラー写真で紹介しています。もちろんレシピつきです。
洋菓子の幅の広さとデザインの美しさに驚かされる1冊。
巻末には、お菓子作りのための基本的なことも紹介されています。
<おまけ>
明日はバレンタインデー。そこで、簡単でおいしいメニューを一つ。
「パイのチョコディップ」
冷凍のパイシートをハート型に抜いてオーブンで焼き、
電子レンジか湯せんにかけてとかしたチョコレートにつけながら
食べるというもの。バレンタインのデザートにいかが?
2011年2月6日 0:00
“福岡県に行ってきました”&こだわりの本棚(19)
久留米市田主丸にある「紅乙女」というごま焼酎の蔵元を訪ねてきました。
日本酒の蔵元に嫁いだ林田春野さんが研究の末作りだした
ゴマで作った焼酎。ほんのりとごまの香りがします。
この蔵元が、春野さんの思いが詰まったとても素敵な場所なんです。
工場のあちこちに春野さんが好きで、紅乙女のマークにもなっている
赤いバラのステンドグラスが飾られ、園内には赤いバラが植えられています。
ベテランガイドのユーモラスな案内で工場や貯蔵庫を見学した後試飲。
焼酎の他リキュールなどもあっていろいろ試飲させてもらい、
「紅乙女ゴールド」を買ってきました。
試飲担当の若い女性スタッフもよい雰囲気でした。
さらに山のほうに登っていくと、居法を使ったワイン工場や
カフェレストランがあり、素敵な場所。すっかりファンになりました。
田主丸には、他にも日本酒の蔵を利用したレストランや
「山苞(やまづと)の道」という散策路があります。
「田主丸ナビ」というHPもありますので、のぞいてみてください。
◆こだわりの本棚 (19)
向笠千恵子 著 「日本のかくれ味」(集英社)
日本全国にあるおいしいもの、それも正直に誠実につくられている
正真正銘の本物の味を丹念に紹介した本です。
文庫サイズなので旅行の時に持っていくのもよいと思います。
「郷土料理に根差した伝統の味」や「つくり手の情熱が支えるきわめつけ」
など美しい写真とともに紹介されています。
良い食品はいい作り手と言い食べての両方がいることが大切という話に
納得させられます。
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プロフィール
林 美香子
4月12日生まれ 牡羊座 B型 札幌市出身
北海道「スローフード&フェアトレード研究会」の代表、農林水産省「食と農の応援団」メンバーも勤めてます。
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林美香子のプロフィール
コピーライトについて
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