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第329回放送番組審議会第329回放送番組審議会

Up Date 2016.6.6

開催日時

2016年(平成28年)5月26日(木)午後2~3時

開催場所

エフエム北海道 会議室

委員の出席

[委員の総数 5名]
[出席委員の総数 5名]
[出席委員氏名(順不同)]
 前 川 公美夫   委員長

 臼 井 栄 三   副委員長

 赤 木 国 香   委員
 三 浦 晶 代   委員
 服 部 亮 太   委員

[放送局側の出席者]

 宇佐美  暢 子  代表取締役社長

 木 村  博 史  常務取締役
 千  葉 ひろみ  営業編成局編成部長
 植  松 美由紀    番組審議室事務局長

議題

 * 会社の現況報告
 * 営業報告
 * 編成制作報告
 * 合 評
   番  組  「アップダウンのトークイリュージョン」

   放送時間  毎週木曜日  11:30~11:55

   出  演  アップダウン

   番組概要  この番組は、昨年1月にスタートした自社制作録音番組で、
         北海道出身のお笑い芸人「アップダウン」の二人が、

         毎週木曜のお昼にお送りするトークバラエティです。

議事内容

[合評概要]

委員からは

◇お笑い芸人の中でもトーンが落ち着いていてラジオに向いていると思うし好感が持てるが、この番組の前の番組とのギャップがあり唐突な感じがする。

 この時間にこのテンションの番組はピンとこないので、聞いている層と合致しているのか疑問に思う。

 この番組の特徴は、沢山の小口スポンサーが提供しているところだと思う。

 今後こういう形でラジオ番組を持つというケースが増えてくるのではないかと思うが、番組の内容の自由度をどう担保していくかが課題になるだろう。

 そういうことの試金石になる番組だと思う。

 

◇地域密着で北海道を応援する番組ということで、とても好感を持って聞いた。

 普段は東京で活動しているが、こうして戻ってきて、その時に友達も呼んできて北海道を応援するというコンセプトは、とても良いと思う。

 私たちの知らない芸人を紹介してくれるのは面白いし、その人達が、道外の人の目線で北海道を応援してくれるのが良いと思った。

 トークは、お笑い的だが根がまじめで真剣なのがよくわかる。私もアップダウンを応援したいと思った。

 トークも切れがあって、嫌な感じがしないのは流石プロの芸人だと思った。

 

◇お笑いは詳しくなくて、アップダウンも今回初めて知り番組を聴いたが、真面目で好感が持てる話しぶりだと思った。

 番組全体としては、聞き終わって印象が薄く、可もなく不可もなくだと思った。

 この時間帯は、主婦層がターゲットだと思うが、2人のお子さんの話なども交えながらなので、主婦層には好感がもたれるのではないかと思う。

 また、北海道アーティストの応援コーナーは、普段聞くことが無いようなアーティストの紹介などもあり良かった。

 

◇出演者自身の身の周りの話が多いので、自分達の話をしているだけという感じがする。

 もう少し広がりがあると良いと思った。

 中でも自分達の子供の話が多いので、もっと違う話があると良いと思う。

 北海道のアーティストを応援するというスタンスは非常に良いと思った。

 番組内で、「北海道に行く」という発言があったが、聞いていると違和感があるので工夫してほしい。

 

◇道産子アーティストのコーナーには、力のあるアーティストが毎週出てきて、こうした活動をしている人達がいっぱいいるのだなと心強い想いがしている。

 ゲストを迎えて複数の人が話すと、聞き分けるのが難しいと感じさせられることがあった。

 また、ゲストの芸人の名前や簡単な紹介をして欲しい。

 “知らない人にも分かり易く”という意識は忘れないでほしい。

 これは、制作側の責任もあるのではないかと思った。

 

 

など、活発な意見が交わされた。