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第327回放送番組審議会第327回放送番組審議会

Up Date 2016.4.4

開催日時

2016年(平成28年)3月24日(木)午後2~3時

開催場所

エフエム北海道 会議室

委員の出席

[委員の総数 5名]
[出席委員の総数 5名]
[出席委員氏名(順不同)]
 前 川 公美夫   委員長

 臼 井 栄 三   副委員長

 赤 木 国 香   委員
 三 浦 晶 代   委員
 服 部 亮 太   委員

[放送局側の出席者]

 宇佐美  暢 子  代表取締役社長

 木 村 博 史   常務取締役

 山  崎  均   営業編成局次長
 千  葉 ひろみ  営業編成局編成部長
 植  松 美由紀    番組審議室事務局長

議題

 * 会社の現況報告
 * 営業報告
 * 編成制作報告
 * 合 評
   番  組  「LEVANGA STATION」

   放送時間  毎週土曜日 7:30~8:00

   出  演  森本 優

   番組概要  

   この番組は、2015年11月にスタートした自社制作の録音番組。

   バスケットが大好きな森本優が、地元プロチームの「レバンガ北海道」はもとより、ユースからシニアまで、北海道のバスケットボール情報を幅広くお届けする番組です。

議事内容

[合評概要]

委員からは

・企画の狙いはとても良いと思う。ただ、毎回選手をゲストにしているのはよいが、リスナーの中にはレバンガ北海道の選手をよく知らない人も多いと思うので、最初に、ゲストがどういう人なのか基礎情報を紹介する必要があるのではないか。

 また、バスケット用語の説明も必要だと感じた。

 レバンガの選手が読んでいるCMは親しみがあってよいと思った。

 スポーツ番組として楽しむには、もう少し情報を丁寧に伝えたほうがよいと思った。

 

・インタビューが、一つの質問にゲストが長く答えるという形なので単調でつまらなかったし、テンポの悪さを感じた。

 ゲーム性をもたせた形で偶発性を装って話を引き出すなど工夫が必要ではないだろうか。

 この番組は、レバンガ北海道を知らない人に向けているのか、コアファンに向けているのか、バスケットファンに向けているのかが、かなりぼやけていると感じた。

 レバンガ北海道は、バスケットアカデミーや学校訪問プロジェクトを行っているので、番組で紹介している部活などと繋げていけるようにすると良いと思った。

 

・「北海道をバスケで元気に」というコンセプトは非常に良いと思うが、番組としてはまだ試行錯誤しているさなかと感じる。

 バスケットに興味がない人は30分継続して聞かないと思うので、ファンに徹底的にこだわって、ビギナーから、かつてバスケをやっていたシニア層にまで向けて、こだわった作りで長く続けて行けるようになればよいと思う。

 森本アナのバスケ好きな個性を出しながら、代表番組になるように徹底的にやってもらいたい。また、東北にもいろいろなチームがあるので、東北とバスケットで繋がりができるのではないかと思う。

   

・バスケットを知っているもの同士が内輪の話をするのではなく、ちょっと違う目線が入らないと、今のリスナーから幅を広げられないのではないかと感じた。

 選手インタビューは、話が聞き取りにくいので、質問を事前に渡しておいてはっきりと話をしてもらうような工夫が必要ではないか。

 また、車に乗っていて聞くとSEの音が車のクラクションに聞こえて驚くし、番組冒頭のSE音などももう少し工夫が必要ではないかと思う。

 

・トークやCMを合わせて、番組全体に地元チームを盛り上げようという強い思いは感じた。

 森本アナのしゃべりは、バスケ愛が滲み出ていると思う。質問や受け答えに、試合や選手をよく見ているなという印象を受けた。

 気になったのが、曲紹介の仕方で、いつも「○○(なになに)でした。」というワンパターンになっているので、他の紹介方法を身につけ、その中のひとつとして使ってほしい。

 

 

など、活発な意見が交わされた。