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平成ノブシコブシ、北海道初の冠番組!
吉村崇、徳井健太の中学・高校時代、上京物語、
お笑い養成学校「NSC」のエピソードほか
ラジオでしか聴けない抱腹絶倒のトークが炸裂!
アイドルを応援する徳井健太の選曲にも注目!

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2017/02/18 放送

第34話「すげえヤツになるために、個性についての魂の討論」

ラジオネーム「きむりんご」さんから
メッセージいただきました。
ありがとうございます。

春に熊本から北海道の大学に来ました。
DJテツヤさんにそっくりだと言われます。
札幌駅を友人と歩いていて「北ると」の広告で
毎回、お前が写っているよと言われます。
どうしたらよろしいでしょうか?

 

吉村さん
「困ったね~、海外行って変えるしかないね~」
徳井さん
「まず、髪の毛を染めて、金髪にして...」
吉村さん
「おそらく、眼鏡をかけているんだと思うから
 レーシックして...」

徳井さん
「アゴも削ったほうがいいのかな、
 ハナも高くして...」
吉村さん
「ハイネックは絶対、着ないほうがいいね!」
とテツヤさんをいじるトークが展開されました。

 

吉村さん
「小学校の時は、テツヤくんモテたから。
 でも、変わったよね、当時もっとシャープだったよね。
 だから、会ったとき一致しなかった。
 当時の面影がなくて...。
 キャプテン翼の帽子かぶった
 ゴールキーパーの若林くんの感じだったよね。
 今はかなり違うよね」
 これまた、テツヤさんいじりが続きました。


さて、今回のテーマ、個性についてです。

吉村さん
「年取ってわかったのよ。
 個性なんて、クソだって。
 個性ってすごいワガママなのよ。
 ベースに公共があって、
 そこから個性が光るのよ。
 都会にしかサブカル~サブカルチャーがないように
 田舎にサブカルなんてないのよ
 田舎はメジャーしかないから。
 それと同じで、
 まじめに働いている方がいるからこそ
 個性が光るのであって、
 公共に支えられているんだって
 わからなきゃダメなのよ。
 公共を勉強しろっていうことだと
 僕は思いますよ」

ベースが身についた後なら、どうなんですか?

徳井さん
「芸人の人で個性欲しいって
 言っている人いないなあ。
 みんな気づいてないけど
 みんな個性的なんだろうね~。
 だから、わかんないよね。
 考えたことがないよね。
 勝手に他人が個性的なところだと

 つけるんじゃない」

吉村さん
「自分で出した個性ほど失敗するよね」
 
徳井さん
「芸だとわかりずらいから、
 ミュージシャンだとして
 例えば、中島みゆきさんとか
 すごい個性的だと俺らは思うけど
 でも、本人は別にポップに作ってますけどって
 いうことなんだよね、きっと」

じゃあ、個性は、まわりからの評価だとして
でも、自分はアベレージ、平均的
普通な人間だなと思ったとき
その殻を突き破るには
どうしたらいいでしょうかね。

吉村さん
「俺もいろんな人に普通だねって言われるよ。
 普通って言われるもんよね」

徳井さん
「あ、でも、唯一あるとしたら
 声が低いねって言われたら
 それを伸ばす。
 コントが面白いねって言われたら
 コントをどんどんやっていったら
 それが個性になったりするわけでしょ」

じゃ、ふたりは、こういうところを
伸ばしていこう、とかはなかったんですか?

吉村さん
「勝手に、人が伸ばしてくれる」
徳井さん
「個性はマジで考えたことない」
吉村さん
「そうだな、全く考えたことないないな!」

吉村さん
「僕がすごいなと思っているスタッフさんの話で

 個性っていったらキャラじゃないというのがある。
 世の中は作品の内容よりもキャラだと。
 例えば、古畑任三郎にしろ、スーパーマンしかり
 内容そんな話せないじゃない。
 でも、キャラは知ってるでしょ。
 キャラは語り継がれる。
 内容も大事だけど、
 キャラのほうが大事なんだよという
 話を聞いて、あーすごいなあ~とは
 思ったけどね。
 まあ、ひょっとしたら、キャラって
 奇跡的に生まれるのかもしれないけどね」

では、2人はこういうキャラで行こうというのは確立しているんですか?

2人そろって
「してないよ!」

徳井さん
「できないんだよね~。
 あったほうが絶対いいと思うんだけど、
 意外とね、いろんな場面があるからさ」

吉村さん
「そうなの。
 使い分けているわけではなく、
 今の芸人なんて、

 バランサーでしかないんですよ。
 成立屋ですから。
 その番組をどう成立させるか、
 歯車のひとつですから。
 みんな話している時に
 急にキャラ出しても、
 なんだコイツってなるだけですから」

徳井さん
「若い時は、悩むよね、それは」

吉村さん
「だったら、モノマネだよね。
 誰かみたく演じてみる。
 憑依させてみる。
 そうしてみる中で
 自分が生まれると思うのよ。
 もちろん、僕もいろんなマネしましたよ。
 とんねるずさんも影響されたし、
 ネタではダウンタウンさん
 みたいなことやったりとか。
 極楽さんのケンカみたいなのも
 劇場でちょっとやってみたりとか。
 そんな中でいろんなものが
 ちょっとずつ、わかってくるんだよね」

徳井さん
「ラーメンだよね。
 いっきなり最初っから
 オリジナルはできないわけだから、
 大勝軒みたいなの作ったり、
 次郎系作ったり。
 とんこつ醤油っていうジャンルだって
 豚骨ラーメン作った人と
 醤油ラーメン作った人が
 新たなジャンルを作ったわけだから」

吉村さん
「でもね、遅ければ遅いほど
 ラッキーな面もあるわけだよね。
 パクる要素がいっぱいあるわかだから、
 新しいのは生まれやすいよね。
 そして、10年やればなんとかなるよね。

徳井さん
「ダウンタウンさんとかは
 スーパーオリジナルなんだけどね」

徳井さん
「大人、よく言ってたもんな、
 昔っから、10年やれって」

吉村さん
「ほんと、間違ってなかったな」

徳井さん
「結局、おんなじこと言ってるもん、俺ら。
 体が資本だとか、心が大事だとか、
 親が言ってることと」

吉村さん
「やかましいと思ってたけど、
 やっぱそうだよな。
 10年目からやっと個性なんじゃないの」

徳井さん
「俺らM1出れなくなってからのびのびやってたね。
 M1出るしかないって思ってたからね。
 若手はそれしかないと思っちゃうからね。
 意外とそうじゃないからね。」

吉村さん
「それまで、お互い
 いつ殺してやろうかってくらい
 衝突してたからね」

若さは素晴らしいけど、
それだけじゃなくて
継続する力が大切なんですね。
結果やゴールばかり気にしていてはダメですね!

 

今週のアイドル・ナンバーは、♪「初恋サンライズ」つばきファクトリー

●「平成ノブシコブシ」秘話
吉村さん
「最近、天才と凡人の差がわかったんですよ。
 天才は、1、2年でやってしまう。
 凡人は、10年かかる。
 だがら、結果一緒なのよ。
 みんな安心してください。
 凡人は、時間がかかるんですよ。
 でもね、10年、20年かけてやれば、
 天才と達成点は同じ。
 そう思ってがんばりましょうよ!」

次回は「2人の魂の叫び!…と、言う名のフリートーク回」

お楽しみに!!

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