radikoで
聴く

技術部は見た…

技術部は見た…

技術部の仕事の様子や技術部目線から見た社内の様子を斜め目線で時々伝えていきます。

技術部の仕事の様子や技術部目線から見た社内の様子を斜め目線で時々伝えていきます。

2018/09/28 放送

北海道胆振東部地震による北見局停電対応の巻

2018年9月6日03時08分に発生した北海道胆振東部地震。

 

地震直後に全道的に停電となり、でんじまんブルーもAIR-G'本社に召集されました。

AIR-G'はビルの最上階(14階)にあるため、そこまで階段でせっせと登って行きます。

 

到着したころには各部の責任者が集合しており、地震情報を随時放送の中でお伝えしていました。

そんななか、ブルーに課せられたのは、北見放送設備に電源を供給し放送を継続することです。

 

北海道全域に電波を送信する設備が各地にあるのですが、停電した場合は場所によって発電機で電気を供給するところもあれば、バッテリーで電気を供給しているところもあります。

北見中継局はバッテリーで電気を供給するところであったため、若手営業部員を道連れに放送を継続するべく北見へ向かいました。

 

 

 

北見中継局へ到着!

北見中継局に到着後、バッテリーの容量がわずかであったためすぐに持参した発電機運用の準備を始めました。

持参した発電機の燃料タンクは数時間分しかもたないため、数時間おきに燃料を補給し続けなければなりません。

 

写真の携行缶に入っているガソリンを発電機の燃料タンクへ補給していきます。

 

真夜中も対応中!

真夜中の間も放送を聞きながら燃料の補給を行っていきました。

送信所は山奥にあるため、蚊がとても多く20か所以上刺されました。

北見にあるお食事処さんです。

停電時にも持参している発電機を活用してお食事を提供していました。

 

おいしいご飯をありがとうございました!

地震発生の翌日の夕方に電気復旧!

北見に到着して約24時間を過ぎたころに、北見中継局の電気が復旧しました。

予備電源から現用電源へ切替え、北見の街中に戻ったところ、信号機や電気がいつも通りに点灯していました。

 

改めて電気の大切さを実感した時間でした。

そして山奥で見る星は格別でした。

 

ホテルに入る前に虫刺されの薬を2人とも買ったのは言うまでもありません。

北見の街中

虫刺されと言えば、ウナコーワクールパンチ

プロフィール

放送日から記事を見る