世界のナチュラルチーズを扱っているチーズの店「フェルミエ」。
会社設立から30年になりますが、社長の本間るみ子さんが
「フランスとチーズ交流30年~チーズ伝統国のチーズな人と」という
本を出版しました。
フランスの産地で出会ったチーズづくりに情熱を傾ける人、
そして様々なチーズが登場します。
国民的チーズ「コンテ」の話し、アルプスのふもとのチーズ
「ボフォール」、とろとろに溶ける「モンドール」…、
美しい農村風景や美味しそうなチーズの写真も魅力です。
中でも印象的なのが羊の青カビチーズ「ロックフォール」。
14世紀フランス国王が「ロクフォール村の洞窟で
熟成させてものだけをロクフォールと呼ぶことにする」と、
不毛な土地の救済策として宣言。チーズのブランド化に成功します。
ロックフォールで小さな村の経済を守るため、チーズづくりにかける
人たちの話に感激します。
本間るみ子 著
「フランスとチーズ交流30年~チーズ伝統国のチーズな人と」は
旭屋出版からだされています。
スローな休日 ~チーズ工房 編~(185)
伊達市「牧家」
ひょうたん型のカチョカバロ、日本での人気の火付け役が牧家です。
ここでは、原料の一部に日本では少ないアングラー種という茶色い牛の
ミルクが使われています。
ミルキーな風味にリピーターも多い人気のチーズです。
新商品の「ワイルドチーズバー」はさけるチーズのロングサイズ。
長さ約30センチの大きなチーズが3本入っています。
大胆にワイルドに割いて楽しむことができます。