札幌の出版社 寿郎社から「北海道暮らしのうた」の第2号として
出版された詩集「今日はそういう日」。
作者は富良野の野菜や果物の選果場で働きながら詩を作り続けている
やすいなお子さん。
約10年間の日々の暮らしの中で、弱い自分を奮い立たせようと
書きためた
119編をおさめています。
やすいさんは「生きづらい世の中だけれど、自然などに対して
いろいろな気付きを持てば心が軽くなるんじゃないかという思いで
詩作を続けています。
表紙は富良野在住で農業をしながら画家をしているイマイカツミさんの
作品。さわやかな富良野の風景の絵です。
本全体から癒しの風が吹いてくるような一冊です。
スローな休日 ~チーズ工房 編~(169)
美深町「チーズ工房 羊飼い」
羊に関わる仕事がしたいと埼玉から移住し、羊のミルクによる
チーズづくりをはじめた田中孝幸さん。
2008年にトロッコ王国の奥に工房を開きました。
羊は牛と違い、搾乳できるのは半年ほど。とれる量も極めて少ないため
羊のチーズは季節限定の予約販売のみとなっています。
濃厚で固まりやすい羊のミルクチーズは食べた後から
風味と甘さが広がってきます。
羊のチーズの他、牛乳で作るモッツアレラなども通年販売しています。