北海道の代表的農産物のひとつ「あずき」。
「あん」など和菓子に欠かせない材料のひとつですが、
若い世代の“和菓子離れ”や“あん離れ”も言われています。
そこで、若い世代にも気軽に「あん」を楽しんでもらおうと
チューブに入った新製品「あんジャム」が出されました。
旭川の福居製餡所が製造販売しているもので、先日その試食会が
行なわれました。
材料は上川地方で作られている小豆の品種「しゅまり」。
色が濃くて風味が良いのが特徴です。
“あん”にしたものを他の品種と食べ比べてみましたが、
確かに色が美しく、上品な甘さに仕上がるなと思います。
「あんジャム」はチューブに粒あんが入っていて、
必要な分だけ出して、トーストにぬったり、ホットケーキにつけたり
ヨーグルトに混ぜたり、気軽に楽しむことができます。
これからの季節はアイスクリームにのせてもおいしいですね。
わたしもすっかりファンになりました。
「あんジャム」は、福居製餡の直売店や、北海道ファームなどで
販売しています。
スローな休日 ~チーズ工房 編~(152)
別海町「べつかい乳業興社」
道東の別会長は日本有数の酪農の町。
地元の良質な牛乳から地元産の乳製品を作ろうと設立されました。
「べつかいの牛乳屋さん」の名前でつくられているさけるチーズや
ゴーダタイプなど手軽さと食べやすさを基本に、地元の人たちに親しまれる
商品開発をしています。さけるチーズはおやつやおつまみとして
ゴーダタイプは溶かしてお料理に使うなど、酪農の町ならではの
食べ方が浸透しています。