Up Date 2015.2.9
開催日時
2015年(平成27年)1月29日(木)午後4~5時
開催場所
エフエム北海道 会議室
委員の出席
[委員の総数 5名]
[出席委員の総数 5名]
[出席委員氏名(順不同)]
前川 公美夫 委員長
臼井 栄三 副委員長
川島 博行 委員
三浦 晶代 委員
服部 亮太 委員
[放送局側の出席者]
宇佐美 暢 子 代表取締役社長
山 崎 均 営業編成局次長
高 山 秀 毅 営業編成局編成副部長
植 松 美由紀 番組審議会事務局長
議題
* 会社の現況報告
* 営業報告
* 編成制作報告
* 合評
テーマ 「これからのラジオに望むこと、AIR-G'に望むこと」
議事内容
[合評概要]
委員からは
・以前は不特定多数の若者が楽しめる番組が沢山あったが、全般に最近のラジオは、
そうした番組が少なくなっているように思う。AIR-G'も、意識的に、若者にアピールする
番組を作って将来のリスナーとして育てていくようにしてはどうか。
また、メールやFAXを貰ってリスナーとやり取りをする生ワイドは、ラジオの醍醐味だと
思うが、しゃべり手の力量が作用するのでレベルアップを望む。
・テレビもチャンネル数が増えて競争も激しくなっているが、それでもラジオが無くなら
ないのは、大きな存在意義があるからだと思う。
AIR-G'の良いところは、音楽。選曲のセンスが良いと感じる。テレビの音楽番組が
少なくなっているし、若い人は、好きな音楽をダウンロードして聴くが、懐かしい曲や
新しい曲が自然に流れてくるのがラジオならではだと感じている。
各局、ローカル色を出すのを競っているが、北海道のラジオ局として、より北海道
らしさを番組内で追及してほしい。もっと北海道の企業にスポンサーとして番組提供
してもらえるようになって、相乗効果を生み出せるように、もう一歩踏みこんだ営業
活動をして連携ができるようにするとよいのではないかと思う。
・ラジオ全体の魅力を伝えるために、ラジオ4局でもっと力を合わせて取り組む時期では
ないかと思う。
AIR-G'の番組については、各番組のタイトルのつけ方がとても分かりにくくて、全体
に気取っている感じがする。リスナーが聞きたいと思うタイトルになっていないと思う。
また、局として、「北海道ってこんなにいいんだよ」といえるものをもっと自信をもって
発信すべきと思う。理念やビジョンが、番組を引っ張っていくことになっていないと
感じる。バックにしっかりと理念やビジョンがあるものが欲しい。何のためにこの番組を
やっているのだということが出ていればもっと力が出てくると思う。
・AIR-G'の強みは、これまで培ってきた技術と経験。それを細やかに継承していくこと
こそがAIR-G'の底力になると思う。その強みを出すのは番組。
しゃべり手、取材力、選曲、リスナーとの距離感など、いろいろやってきたはずなので、
新しいメディアや手法に流されずに本質を伝えていくべきと思う。これまで築いてきた
ものでしっかりと土台を築いていくことこそが、面白い番組へと繋がっていくし、
それこそが広告収入にも繋がっていくという気概でいかないとダメだと思う。AIR-G'の
歴史にプライドを持って取り組んで欲しい。
・昨年の「SDDキャンペーン・飲酒運転撲滅」の取組みは、大きな新聞掲載などもあり
驚いた。いろいろなリスナーにとって興味のある人に登場してもらうことに、このキャン
ペーンの魅力があると思う。リスナーはそこに媒体側の本気度を感じることになるの
ではないだろうか。このようなキャンペーンは、結果がなかなか目に見えて現れるもの
ではないけれど、昨年の集計で減少傾向にあるのは、このような媒体のキャンペーンを
含めた取組みの成果ではないかと思う。今後も、このキャンペーンを飽きずに地道に
続けていってほしいと願っている。
など、活発な意見が交わされた。
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