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2009年3月20日

桜と春のお菓子のお話

今日は、桜と春のお菓子のお話です。

この前の月曜日、たまたま友人にメールをしたところ
「今、長崎に来ています」というお返事だったんです。
長崎は春爛漫のようで、諏訪神社に咲く桜の写真をメールで送ってくれました。
長崎の開花発表はまだでしたが、早いところはもう咲いていたんですね!

それで、その友人からのメールでは、朝だったので、
幼稚園児たちが神社に続く長い階段を上っては
「神様にご挨拶。きょうも一日宜しくお願いします」
と、元気にご挨拶をして横にある附属幼稚園に向かっていく様子が
とても可愛らしかった!と書き添えてありました。

ちょうど、16日の月曜日は卒園式だったようで、
桜の花に送られての卒園はとても晴れやかな感じがします。

さて、今年の桜前線はとても早いですね!
桜前線とは、日本各地の桜、主にソメイヨシノの開花予想日を結んだ線のこと。
それだけ、日本人は桜が咲くのを心待ちにしているという事なんですね。
そもそも、梅は中国から伝わったものなんですが、
桜は古くから日本の山野に自生していたんです。

桜の「サ」は稲の霊を、「クラ」は神様の座る座を意味します。
つまり、サクラとは、稲の神様が宿る木なんです。

なので「花見」というのは、サクラの鑑賞を意味しますが、
本来、稲の霊が宿るサクラの咲き方を見に行くことで
その年の稲の出来具合を占ったといわれています。

桜の花見は平安時代から宮中で盛んに行われていましたが
満開の桜の木の下でお酒を酌み交わしながら、
ご馳走を食べるという現在の形になったのは江戸時代からです。

ところで、桜の季節のお菓子といえば、
塩漬けの桜の葉で包まれた桜餅!
香りも色も春の季節にぴったりです。
この桜餅、関東と関西では形が違いますよね。
関東では、小麦粉の生地を薄く伸ばして焼き、
こしあんをクレープ状に巻いたもの。
関西の桜餅は、粗めにひいた粒状の
道明寺粉を使った生地で小豆あんを包んだものです。

桜餅のほかに、3色のお団子が可愛らしい花見団子も春らしい和菓子です。
この3色は、ピンク、白、緑の3色ですが、桜色は春の息吹を、
白は冬の名残を、緑は夏への予兆を表現しているのだそうです。

さて、余談ですが、春の足音とともに、
かろやかなおしゃれを楽しみたくなりますね。

各地でファッションショーなども開かれる季節です。

そのファッションショー(東京)にこの度、
若い女性そっくりのロボットがお目見えするそうですね。
身長158cm、体重43kg、大きな目と小さな鼻で
ファッションモデルのように歩くことが出来ます。
「皆さん、こんにちは」と自己紹介して微笑んだり、
驚いた表情も出来るんですよ。

このロボットは、茨城県つくば市の産業技術総合研究所が
開発したものなんですが、実際、動いているところをテレビで見たところ、
微笑みが「おしい!」という感じなんですね。

もうちょっと自然だったらよかったなぁ~、と思うのですが、
なんでも人間の場合怒ったりするより笑うほうが
顔の筋肉を沢山使うらしいので、ロボットも「笑う」というのは
意外と難しいのかもしれませんね。

筋肉を沢山動かす分だけ、人は、笑うと老けづらい!と言いますから、
何があっても笑って暮らしたい・・・。
そんな事を思う春でした。

それじゃあ、皆さんも、是非、笑って春を迎えて下さいね!

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