2005年4月27日 15:37
降りてくる?
レゲエのリズムにのってるかのように小刻みに身体を揺らしながら、
小気味良く文字が飛び出してくる。
本当に躍り出てくる感じだ。
「書き下ろし」とはこのことか、、、。
ホントに降りてくる感じ。
てんつくマン。
路上詩人で書き下ろしパフォーマー。
これで集めたお金で映画を作り、この生きてる世界を天国にするんだ!
と本気で思い行動を起こしている面白い男だ。
彼のする事にはとても興味があった。
「動けば変わる」と彼が発する言葉に少し動かされ、
昨年、チョットだけ動いてみたら何だか思いもよらないスピードで、
カラスの思い描いていた「こんな事できたらいいなあ」が実現していった。
そんな切っ掛けにもなったてんつくマンに先日お会いする機会を得た。
とにかくエネルギッシュに行動する人だ。
かと言ってギトギトしたいやらしさがない。
楽しんで周りも自然に引き込んで、無理なく「良い事」をしてるんだなあ。
そのやってる事を変に押し付けない姿勢が気持ちイイんだなあ。
なんて、お会いして、お話して感じた。
筆を持ち表現する仲間として、
「私は人の目をみて、その相手におくる言葉なんてとても降りてこないし、描けないなあ」っていったら、
自分の持ってた和紙を一枚カラスの前に出し、
「出来ますよ。何か描きましょうよ」と言うじゃないですか。
そう、言われたら引くわけにもいかず、描きましたよ!
いや~。思いっきり緊張した!ケド、楽しかった!
そして、思ったね。
いつも番組に来てくれて「ライヴ書」に快く参加して下さるゲストのミュージシャンってこんな気持ちで描いてくれてるのかなあ。って。
カラスがてんつくマンに描いた書は
『心でしゃべろう』でした。
その日、とっても心が通いあった話しができたステージを終える事ができました。
でも、やっぱ。カラスには降りてはこないなあ、、、?
彼は描く時マリア様が横で囁いてくれるらしい????
(でも、無宗教なんだって)
確かに、横で描く姿を見てたら、周りには見えない誰かと話してるように描いてたけどね。選ばれた人だけが、きっと体感できるんだろうね。
別に選ばれた人になりたいとも思わないけどさっ。
2005年4月13日 16:57
マリが教えてくれたこと。
先日の放送でちょっと触れたらたくさんの反響が寄せられた絵本
「山古志村のマリと三匹の子犬」
中越地震で壊滅状態となった山古志村で、地震の直前に3匹の子犬を出産し、
その後、村にとりのこされた母犬マリはどうやって子犬を守りながら生き抜いたかが描かれています。
あの、惨事の中、生まれたての子犬の事だけでも、精一杯のはずなのに、
飼い主であるおじいさんは介護が必要な方でしたから、マリはおじいさんの事まで、気づかいます。
困った事におじいさんはタンスの下敷きになって身動きがとれない状態でした。
生まれたばかりの子犬達の元とおじいさんの元を朝を迎えるまで何度も何度もマリは往復しおじいさんの顔をペロペロとなめて勇気つける事をくりかえしました。
こうしたマリの励ましによっておじいさんは生き延びられたのです。
親子、飼い主との深い深い愛がこの実話には溢れています。
もちろん、その後、おじいさんがどんなに望んでも避難所に犬達をつれていく事はできません。
泣く泣く村に置き去りにするしかない、厳しい状況の中、
母犬としてマリはまた生き抜く強さをみせつけるのです。
絵本の書き出しはこうです。
世の中におきるいろいろなことは
たった二種類しかないそうです。
ひとつは「どうにもならないこと」
もうひとつは「どうにかなること」
マリは、その二つについて
わたしたちに教えてくれました。
あの地震で飼い主と離ればなれになってしまっても生き延びられた動物達が一日も早く家族と一緒に暮らせますように、、、。
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プロフィール
DJ KARASU
6月30日生まれ 蟹座 O型
雨竜町出身
フリーパーソナリティとして、AIR-G'では開局以来ずーっとお付き合いさせて頂いてます。
関連番組
カラスの巣箱
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みんなありがとう!!!!
あれから、そして....。
ラジオが出来る事....。
3月の番組は想い出がいっぱい。
the pillows山中さわおさんと。
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カラスがてんつくマンに描いた書は
『心でしゃべろう』でした。
その日、とっても心が通いあった話しができたステージを終える事ができました。
でも、やっぱ。カラスには降りてはこないなあ、、、?
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(でも、無宗教なんだって)
確かに、横で描く姿を見てたら、周りには見えない誰かと話してるように描いてたけどね。選ばれた人だけが、きっと体感できるんだろうね。
別に選ばれた人になりたいとも思わないけどさっ。