クリスマスが過ぎ、新しい年を迎えるこの時季。
賛美歌やゴスペル、そして、第九と人々の声が溢れる季節。
　ゴスペラ－ズにお会いした時、アカペラに一番大切なのはリズムだ。と言っていた。
リズムや呼吸、鼓動を蔑ろにしてコ－ラスや声の美しさにばかりに注意がいってしまう。
これがアカペラでやっちゃイケナイ掟らしい。（ゴスペラ－ズ的にはね。）
　でも、説得力ある発言でした。
彼らのアカペラが　最近、巷にあふれるアカペラさん達とは一線を画く「本物感」はそれだったのか！
ととっても納得できちゃった。
　今年、カラスが聴講生として通った北大大学院の講座「聴くことの時代」の最後の講議は「手話」だった。
「聴くこと」と銘打っている講座に聴こえないからこそ見えて来る事、感じられる事の内容はとても有意義なものでした。
　聴覚に障害がある方達にとっての「コンサ－ト」
実は中身が濃い配慮が行き届いているものは、圧倒される程、会場は熱気につつみ込まれるらしい。
その重要な役割は体感できるリズムなのだそうです。
　カラスは聴くことが困難な方達の事を頭の隅にでも置いて番組でしゃべったことは今までなかった。
でも、自分が生み出す心のリズムみたいな事を伝達するのは可能かもしれない。
実力とかじゃなく、伝えてみたい。と思う真直ぐな気持ちが可能にさせてくれるかも、、、。
なんて、また、身の程知らずの発言ですが、、、。
　でも、この「週刊カラス」なんかもラジオの雰囲気をもっともっと伝えられる手段として活用したいなあ。
と新たな目的に闘志メラメラなのです。
　ゴスペラ－ズの村上さんと安岡さんとは長渕剛好き仲間と言う事で思いっきり意気投合したけれど、
お二人が好きな曲（実はカラスも）「マイセルフ」には
「だから真直ぐ　真直ぐ　もっと真直ぐ生きてえ」と言う歌詞があるんです。
　2003年に向かって真直ぐ生きていけたらいいなあ。とますます感じてしまったのでした。
　あなたの新しい年もいいことがいっぱいになりますように、、、、。

　嬉しかったクリスマス縁日。
参加して下さったみなさん。　ラジオの向こうで一緒に楽しんで下さったみなさん。
どうもありがとう。
なんせ力が入り過ぎてしまって、、、。
「輪投げ」かなり全滅。
6本の輪を投げるチャンスがありながらわずか一投、かろうじてひっかかると言う失態。
「ダ－ツ」
ドラエモンのマジックテ－プダ－ツだ。
目的の点数に最後の一投でなんとかクリア－。大きく的をはずして壁にまでぶつけてしまった。
「射的」
射的の向こう側ではスタッフと見物人がカラスに声援を送ってくれてる。
だから尚、手元が狂っちゃって、、、。
なかなか目指すグッツに当たらないのだ。
　
　スタジオの中、外でたくさんのスタッフが楽しんでいる。
ラジオの向こう側でも家族でカラスの一挙手、一投に注目し期待してくれている様子が見えて来た。
　嬉しかった。久しぶりの感覚だ。ラジオの向こう側が見えた瞬間は。
　この縁日のグッツはディレクタ－yasu4の手作りだった。
カセットケ－スを沢山集め射的の的にし、ダンボ－ルを切って組み立て輪投げのスペ－スにし、
ロープを丸めて輪投げの輪を作ってくれた。
ラジオの余興に使える制作費なんて予算として貰えやしないからみ～んな手作りだ。
そのすべてが嬉しかった。
　「よ～し。やるぞ～！！」と気持ちばかり空回りして本番を終えたカラスに
ベテランディレクタ－からは
「ひゃ～ひゃ～。うるさい！」とお叱りを受けたけど、、。
　何だかとっても嬉しかった！！
手作りって本当にあったかい。これからも手作り第一主義の番組をめざしたい。と思ったよ。