2002年4月25日 15:31
悲しくても、やりきれる。
4年ぶりに渡辺美里さんにお会いした。
この模様は先日、番組内でもご紹介しましたが、とにかく彼女が熱くお話して下さったため、かなりの時間オーバーで、とっても残念に思いながらもカットしてしまいました。
今回、沢山お話しした、カバーCD Cafe'mochaについての一部です。
「悲しくてやりきれない」って曲のコーラスはラテン語とフランス語だそうで、この曲のやりきれなさとは反対にコーラスではとても前向きな幸せを導くような内容を唄っているそうです。
確かに、歌詞だけ見れば救われないむなしさが漂う詩ですが、聴いてるうちにパワーが貯えられる気持ちになったのは、美里さんの力溢れる唄声プラスこのコーラスのスパイスが効いていたのだなあ。って感じました。
音楽は言葉を越えた力がある。とまたまた、実感!
いくつになっても、汚れのない透き通った瞳をもつ彼女にお会いして、カラスの瞳のくもりもチョットだけ晴れたような気がしています。
次ぎにお会いする時も同じ瞳であってほしいなあ。
2002年4月18日 12:10
ハンカチ
愛の不確かさに臆病になってしまいプロポーズに踏み切れない男性は数値やデーターで不変である事を示して欲しいと女性に問いかけた。
「宇宙の広さはどれくらい?」
「無限だ」 「どうして分かったの?だれも見た事ないでしょう」 「色んなデーダーから感じとった」
「愛も感じるものなの」
こうして結ばれた精神に重い病をもちながらもノーベル賞を受賞した天才数学者とその妻との壮絶な病との戦いを描いた映画がビューティフルマインド。
いうまでもなく本年度のアカデミー作品だ。
好い映画だった。
幻覚、幻聴に悩まされ、もしかしたら、愛する妻にさえ殺意をもってしまうかも知れないから、自分の前から去って欲しい。と願う夫に対して妻は「もしもの時はいつでも援護して頂けるように病院にはお願いしたわ」と言って夫の闘病生活の支えとなる道を選んだ。
幻覚と通じ合う事をやめて今、ここにいる私と通じ合うのよ。と自分の身体に夫の手をなぞらせて、心臓に触れた時、「ここで、私達は分り合うのよ」と彼を見つめた。
ぐ~~あ~~~ん。これを書き込みしててもカラスは泣いている。
心の病気は一旦かかってしまうと今の医学では特効薬どころか、原因さえはっきりしないとされている難しい病だ。
誰もがかかりえる病なのに、みんな自分にはまず関係ない。と思って日常を過ごしているし、この病気の事を知ろうともせず変な偏見や差別だけを向けている人の多い社会の中でこの戦いは想像を絶するものだったと思う。
なんせ、これは実話なのだから。
あんまり、ここで、おしゃべりしちゃうとこれから観ようと言う方達に叱られそうなので、最後に一つだけ。
涙を拭く為には勿論だけど、ハンカチがキーとなりますよ。
2002年4月10日 23:08
苦労かけてたんだ!
先日、バンブルビートの「ばっふらめいた、体験」のコーナーにカラスの体験をご披露させて頂いた。
ばっふらめく。っていうのは心臓がバクバクするような体験。なのだそうで。
カラスの体験とは、調理をする事がキライな私の手料理を食べる瞬間の私、本人と家族の様。
なんせ、カラスは調理中、一切の味見をしない。だって、味見しても自分では美味しいんだか、どうなのか、ワカンナイから。
そんな味オンチのくせして、よせばいいのに『いちごのソースのスパゲッティー』を見た目のイメージだけで作ってしまった。
まず、いちごと生クリームとお砂糖とバジル、オレガノ、コンソメ、さらにマヨネーズを入れてフードプロセッサーにかけた。
色は美しく美味しそうだったが、すんごく気持ち悪い味でした。
なんて内容だった訳ですが、、、。
これを一緒に聴いていた息子のミックに
「どうしてこんなはずかしい話し、しなくっちゃいけないの?それがママの仕事なの?」と問われた。
きききっ~い!
すると夫は
「そうなんだよ。でも、ちょっと違うのはママはこんな事ちっとも恥ずかしいと思っていないって事さ」と答えた。
そそそうなんだ!
私は家族に恵まれた。のか、な?
「でも、カラスさんの息子さん、大きく育ってますよね?」と言うミホちゃんのホローを受けて
「オレもかなり苦労はしてるんだけどなあ」とミックはつぶやいていた。
あ~、そうだったのかあ。結構、楽しんでると思ってた、母、カラスでした。
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プロフィール
DJ KARASU
6月30日生まれ 蟹座 O型
雨竜町出身
フリーパーソナリティとして、AIR-G'では開局以来ずーっとお付き合いさせて頂いてます。
関連番組
カラスの巣箱
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あれから、そして....。
ラジオが出来る事....。
3月の番組は想い出がいっぱい。
the pillows山中さわおさんと。
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